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Bass Fishingプロスタッフフィールドインフォ 裏磐梯エリアPart9 藤居賢司 「JBⅡ桧原湖年間優勝」

2017.09.25

裏磐梯エリアPart9 藤居賢司 「JBⅡ桧原湖年間優勝」

皆様こんにちは。フィールドスタッフの藤居です。私が主に通う湖である長野県野尻湖、福島県桧原湖は山上湖ということもあり、9月に入ってからは朝晩の気温差も激しくなり一気に秋めいてきました。そんな中で9月16日に開催されたJBII桧原湖シリーズの最終戦に参戦してきましたので、今回はその試合内容をお伝えしたいと思います。

 

写真①

 

JBIIシリーズは2人ペアを組んで競うルールなのですが、私のパートナーは同じティムコフィールドスタッフの宮腰氏と組んで出場しています。8月の第2戦を終えた時点での年間ポイントランキングは2位で今戦の最終戦を迎えた訳ですが、結果から申しますと、今回の最終戦で5位入賞することができ、逆転で年間1位のタイトルを手にすることができました。

 

写真②

 

試合当日は気温も朝は8℃と冷え込み、スモールマウスバスのポジションもミドルレンジから秋らしくディープレンジへとポジションを移した魚が多い状況で、月島エリアの複雑な地形の中にでも存在する小規模なハンプとその周りの水深7~8mの小規模なフラットに魚影が濃いことを発見し、バスのメインベイトとなるワカサギがそのディープフラットを回遊し、それに付いて動くバスを攻略することをメインの戦略として組みました。

 

ルアーアクションは当然、「縦」よりもワカサギの群れらしく「横」の動きが必要となるので、ライトキャロライナリグでミノーシェイプのワームをスローにドラッキングします。キモとなったのは、よりスローに一定のスピードで引くことでした。

 

ロッドは本来ならば食い込みを重視してゴールデンウィングのGW68XSULP+Jを使用するのですが、月島エリアの底質は所々に固い岩が点在し、根掛かることが多いのでGW68SULP+Jを使用しファーストテーパーの特性を活かしてストレスなく根掛かりを外せるセッティングにして攻略しました。

 

写真③

 

また、前述のとおり、ペアで戦うため、パートナーの宮腰氏にも同様の「横」の動きをさらに浮かしたレンジで出してもらうためにダウンショットリグのドラッキングでバスをキャッチしてもらいました。

 

このようなコンビネーションが功を奏し、何回かの入れ替えを経てウエイトアップを図り入賞できるウエイトまで伸ばしていきました。今シーズはこのペアで作戦を決め、お互いを信頼し役割を分担する方法で昨年より効率よくスモールマウスバスを攻略することができ、このゲームの面白さを今まで以上に感じれたシーズンとなりました。

 

写真④

 

皆様も秋のスモールマウスバスの攻略には「横」の動きをちょっと意識してたくさんのバスをキャッチしてみてくださいね。

 

【タックルデータ】

ライトキャロライナリグ1.8g
ロッド:ゴールデンウィングGW68SULP+J
リール:シマノステラ2000番
ライン:フロロカーボン3lb
ルアー:ミノー系ワーム

1.3gダウンショット
ロッド:ACES56SLJ
リール:シマノステラ2000番
ライン:フロロカーボン2.5lb
ルアー:3インチストレート系ワーム

 


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