Bass Fishing記事 | ティムコ

フィールドインフォ

Bass Fishingプロスタッフフィールドインフォ 四国エリアPart8 平井清博 「リザーバーでのダウンショットミドスト」

2017.10.03

四国エリアPart8 平井清博 「リザーバーでのダウンショットミドスト」

ミドストは、ジグヘッドリグにて行う方法が一般的です。ジグヘッドは、フックポイントがオープンな為、根掛かりし易くオープンウォーターでの使用がメインとなります。魚の習性上、何かのストラクチャーの中やその付近にいる場合は、キャストやリートリーブコースに気を遣わなくてはいけません。状況によりタイトにストラクチャーを狙う場合や、水中にティンバーや不意なストラクチャーがある場合は、ダウンショットリグのミドストが有効的です。

 

また、ジグヘッドリグのミドストがルアーのローリングアクションに横方向の誘いであるのに対して、ダウンショットリグの上下縦方向の誘いが有効になります。リグのセッティング方法は、次の通りとなります。

 

ロッドは、フェンウィック テクナPMX TPMX62SULJを使用します。ダウンショットリグのミドストのアクション時のリグを背負うしなり具合やバイト時の追従性がベストなマッチングを魅せます。

 

hirai01

 

リールは、ジグヘッドのミドスト時と同じく、1日中ロッドを振ることも考えて、軽量モデルを使った方が疲労感の軽減できます。

 

hirai02

 

ラインは、3.5LBをベースとして、3~4LBの間で使い分けていきます。深いレンジを探る時は、細めの3LBをメインにして、魚が大きい時やストラクチャー廻りで使う時は、太目の4LBを使います。リーダーは絡むリスクを低減する為、10cm位の短めにします。ハリス用のフロロカーボンラインサンライントルネードVハード 1.5号を使用します。メインラインとリーダーの締結用にダブルクレン 20号を使用してヨレを軽減します。カバー周りでの擦れやフックの飲まれによるトラブル回避の意図もあります。

 

hirai03

 

ルアーは、レジェンドリーチを使用します。基本的に3インチをメインにします。ベイトフィッシュが小さい時は、2.5インチを使用します。

 

hirai04

 

オフセットフックを使用します。軽量で貫通力の高い細軸のDECOY SSフック #3を使用します。根がかりを避ける為とレジェンドリーチのテールのキールを活かした縦方向のヘコヘコ・アクションを活かす為もあります。

 

hirai05

 

ストラクチャーへの根がかりは増えますが、レジェンドリーチのボディ全体での大きなアクションにて、アピール力を増したい場合は、マスバリ型のフックを使用します。デコイ ショットリグ #5を使用します。

 

hirai06

 

シンカーは、1/16ozをメインにして、狙う水深が深い場合は、3/32ozへと変更していきます。

 

hirai07

 

ジグヘッドリグのミドストでは反応がイマイチな時は、他のリグによるアプローチを考えますが、その前に、ダウンショットのミドストで一度探ってみることをお勧めします。同じエリア・ストレッチで今まで反応しなかった魚がウソの様に反応し始めることがあります。ジグヘッドのミドストがどちらかというと弱アピールに対して、ダウンショットのミドストが強アピールとなります。

 

秋の広範囲に散った魚を広く探る方法として、ジグヘッドとダウンショットのミドストは双璧をなすものとなります。

 


Like
フィールドインフォ:最新記事