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Bass Fishingプロスタッフフィールドインフォ 九州Part8 釘崎誠治 「JB九州第一戦レポート」

2018.04.13

九州Part8 釘崎誠治 「JB九州第一戦レポート」

こんにちは釘崎です。4月1日JB九州プロシリーズ第一戦、遠賀川へ出場してきました。プリクティスの時は10~14℃くらいだった水温19~20℃まで一気に上昇。試合当日は大潮ということで魚は差してくると予想しました。

 

フライトも遅く、人気スポットは既に埋まり空いている場所からスタート。今回最も重要視していたことは「タイミング」。これは魚が回遊してくるタイミングを指すのですが、大潮という潮周りでバスは独特の動きをします。もちろんその時の現場の状況などで変わるので、必ずということはないのですが、バスという魚のほとんどは、法則に従っているように思えます。その法則なのですが、また別の機会にお話させて頂きます。

 

残念ながら入りたいポイントへ入ることができなかったため、適当に流しながら釣りをしていました。トーナメント開始から3時間が経つ頃、その「タイミング」がやってきました。遠目ではありますが、各選手が同時に竿を曲げている。これこそ待っていたタイミング!今回全くエリアに入れていなかったポイントでしたが、「時合」が来ているのでとりあえず魚を獲ろうとキャスト。一投で答えは返ってきて、なんなく一本目をキャッチ。朝からライブウェルポンプが壊れライブウェルの水を消火バケツで汲む作業。しかし、これが後に大きく役に立ちました。

 

釣った魚は2mくらいに浮いているサスペンドバス。毎度毎度水を汲み上げて入れる作業をしていると、何とその魚がひっくり返ってしましました。エアー抜きをしてライブウェルへ戻し、ふとあることに気付きました。2時間くらい粘ったが残念ながら一軍ポイントではないため後が続かない。そうしていると待っていた条件が揃いました。

 

それは「北風」。

 

この北風は吹くどうかはかわからないので、気象が味方してくれたことに奇跡を感じました。条件が揃えば行きたいここしかないという場所があり、ボートを走らせました。人気スポットであるため試合の時は常に選手が居る状態ですが、試合時間もわずかということと、それまで釣れていなかったためなのか誰一人もいない状態でした。

 

バスがひっくり返ったことをヒントに、それまでの釣り方から全く変えキャスト。条件が全て揃ったこの場所では言うまでもなく簡単に釣れ始めました。あっさりリミットメイクし入れ替えまで出来ました。後はキッカーを入れていく作業に切り替えキャストしまくりました。時間があれば次に入って来るクルージングを待つのだが残念ながら時間がない。

 

kugisaki01

 

可能性があるスポットをランガン、これが見事に功を奏しラスト一投で入れ替えに成功。3本、2795g、7位でした。プラでも釣れていなかったので、今回の内容は自分の中では上出来かなと思います。

 

【タックルデータ】

(ジグヘッド)
ロッド:ACES62SUL+J
ライン:東レ エクスレッド4LB
ジグヘッド:1/20oz

(プラクティス時)
ロッド:ACES62SUL+J
ライン:東レ エクスレッド4LB
ジグヘッド:1/32oz 
ルアー:ロコイズム・シャイナースティック4インチ

 


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