皆様こんにちは!ティムコフィールドスタッフの安達です。関西地方も梅雨入りしました。三月末から続いた産卵行動も一段落し、アフターから回復に向かう季節となりました。今回訪れたフィールドは中規模河川。既に田植えも始まり、代掻きによる濁りが入っていました。また急激な水温上昇に伴いアオコ発生と状況は良くない。産卵後の体力低下状態、更に水質悪化とフィールド状況は厳しい!
このフィールドは変化(ストラクチャー・インレット・カレント)に乏しく、エリアを絞りにくいのが特徴。また二回目の釣行とあって情報不足。スピナーベイトやバズベイトを駆使し、全域を探るが反応が無い。ふと足元を観察していると・・・・サイトマスター越しにゴロタ岩を確認!!濁りで目視しにくいが、アウトサイドのシャローに点在している。この状況で選択したタックルは…「フェンウィック・GW68CML+J + ステルスペッパー110S」。
本音はスピナーベイトを巻きたいが、アフター回復系である事。加えて水質悪化による低活性を考えると、下記条件が必要となる。
・巻きは低速
・濁っているが故に存在感が欲しいところ
・ドシャローなので水面直下が有効
・ゴロタ岩の真上を丁寧にトレースしたい
これら条件を満たしているのは、ステルスペッパー110Sしかない!
ステルスシリーズは低速で巻いていてもペラはしっかりと回転する。水流・波動でバスの側線に存在感をアピールしていると、ゴロタ岩の影から大きなバイトが!!
フェンウィック・GW68CML+Jは大きく弧を描き、ゴロタ岩密集地帯を無事回避。バットコンディションでバイトしてきたのは45cmのアフターバス!!
ステルスペッパー110Sは、存在感を消した低速I字引きが可能。しかしながらボディサイズは110mmと大きめに設計されているので存在感は充分。この良い関係の「アンバランス」が気難しいバスのバイトを誘発してくれましたよ!!