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Bass Fishingプロスタッフフィールドインフォ 徳島エリアPart17  福光正樹 「バウンストレーサーを使った冬のリザーバー攻略」

2018.12.05

徳島エリアPart17  福光正樹 「バウンストレーサーを使った冬のリザーバー攻略」

皆様こんにちは、フィールドスタッフの福光です。季節は秋から冬に移り変わり、バスもなかなか釣れ難くなることからフィールドへの足が遠のきがちですが、この時期ならではの釣りが楽しめます。

 

福光的には冬の楽しみは三つあって、一つはフィールドに人が少なく自分の入りたいポイントに入りたいタイミングで入れる。エリア移動も自在でゲーム性がより高まることが楽しめます。二つ目はバス一本の価値が高まり、レギュラーサイズの魚でも感動を得ることが出来る事です。水温は一桁台、中々釣れないのですが、ノーフィッシュで帰るかの瀬戸際で釣れた魚はサイズに関係なく感動を味わうことが出来ます。三つ目は冬に釣り込むことでフィールドの地形も把握できますし、寒い中バイト待つわけですから忍耐力がつき、アングラーとしてのレベルを上げることが出来ます。それが春の釣りに繋がってスポーニングがらみのビッグフィッシュに繋がります。それが、厳冬期のバスフィッシングの魅力です。

 

当然魚が釣れた方が楽しめますので魚を釣ることを最優先に考えなければならないのですが、冬といえば定番のメタルゲーム。マスターすれば冬の貴重な一本をもたらしてくれます。私が多用するのはバイブレーションタイプ、毎年メタルソニックには大変お世話になっていました。カスミ水系や旧吉野川の消波ブロック帯では7gのメタルソニック。ミディアムライトでのベイトタックルにフロロカーボンのセッティングが定番です。

 

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消波ブロック対策ではフロロカーボンを使用しますが、リザーバーでは勝手が違い、感度やキレのある動きを演出するための操作性重視ではPEセッティングでのスピニングタックルが有効です。先日のダム釣行ではその様な理由からスピニングタックルで挑みました。ロッドはFenwick テクナPMXの62SLJ、トルクがあるのでPEセッティングでのメタルゲームにおススメです。

 

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使うメタルバイブはバウンストレーサーの7gをチョイス。バウンストレーサーはワイヤー製のリップが設置され、スナッグレス性能に優れているのが選択の理由です。初めて訪れるリザーバーではどこに立木やスタンプ、根掛かりを誘発する沈み物があるか把握出来ていないので、釣りをするにもロストへの不安がつきまといます。バウンストレーサーは特徴であるワイヤー製のリップのお陰で安心して攻めのメタルゲームを展開できるのが最大の特徴です。釣行当日も一つもロストしませんでした。

 

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アクションはメタルソニックと比べるとキレがあり若干タイト。その辺りもメタルソニックとの使い分けが可能です。ロッドワークはリフト&フォールやボトムバンプ、ボトムでのスローリトリーブと幅広く使えます。普通のメタルジグタイプのコライダーやシングルフックのメタルクローサーも準備しておけば違った攻めも可能です。コライダーとメタルクローサーもこの冬使い込んでみます。是非この釣りをマスターして寒い冬をメタルゲームで熱くしてみて下さい。

 

【タックルデータ】
ロッド:Fenwick テクナPMX62SLJ
リール:スピニングリール2500番
ライン:PE1号、リーダフロロ8lb.
ルアー:バウンストレーサー7g

 


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