フェンウィックサポートの板山です。2018年の12月は安定しない陽気でしたね。バスの活性やポジションも日替わりで変わることが多かったです。
冬らしい西高東低の時もあれば、
暖かい日がありガスっていることも。ガイドでは、日替わりで変化するコンディションに合わせて上手くアジャストして行かなければならない状況でしたが、前回レポートの「11月の亀山ダムガイド」で書いたように、バスはまだまだシャローから7m位までの広いレンジに散っている感じです。
ゲスト様がシャローエリアのミドストでしっかり釣ってくれました。11月同様にフェンウィック エイシス ACES64SULJ "Mid Strolling Special"を使用。まだまだシャローでのミドストはアリです。寒い日や暖かい日など、寒暖差があるとバスは浮き気味なポジションを取ることが多いので、ミドストはかなり武器になります。
ひとえにバスは浮くと言ってもレンジは様々です。水深5mの2mラインに浮くバスもいれば、水深10mの5mラインに浮いたり、ワカサギとリンクする様に回遊することもあったりします。さすがに水深10mの5mラインに浮くバスはミドストでは狙いにくいので、そういう時は潜行深度が把握しやすいディープクランクの出番です。
5m近く潜るディープクランクをスピーディーに巻いてリアクション気味に使います。このときに使っているのはフェンウィック エイシス ACES-FM74CMJ "Fast Moving Special"!スピナーベイトやシャロー~ミドルクラスのクランクをメインとしたロッドになりますが、懐の深いスムースなテーパーデザインと、しっかりとしたバットパワーを併せ持つロッドなので、ややサイズ感や巻き抵抗が大きいディープクランクにもバッチリ適合します!
レングスも7feet4inchあるのでしっかり飛ばすことができ、フックの掛かりが浅い時もスムースなテーパーがバラシを軽減してくれます。この時期はテールフックのみに掛かることも少なくないので、負荷に応じてしなやかに追従するファストムービング専用ロッドが必要不可欠です。
エイシス ACES-FM74CMJ "Fast Moving Special" は ボトムノックはもちろん、立ち木でのライザーテクニックに使っても非常に扱いやすいロッドです。その長さを活かして立ち木に沿わせる様にリトリーブコース修正をしたり、ライザー時も張らず緩めずのライン状態でフワフワと浮上するクランクベイトに出る微かなバイトを察知して、ストロークの長い余裕のフックセットを決めてくれます。
冒頭で、まだまだバスは広いレンジに点在していると書きましたが、冬らしさが進行すると共にディープエリアもだいぶバスが増えて来た印象です。そこで登場するのが1/16ozのスモラバにロッドはフェンウィック エイシス ACES62SLP+J。P+ナンバーらしいファストテーパーで、ピリピリとしたティップを持つこのロッドは、ディープでの細やかな操作やリグ挙動を把握をしやすく、ハングオフやしっかりとしたフッキングを決めてくれるので非常に扱い易いです。
今回の釣りは1月にも使えるので亀山ダムに行かれる方やリザーバーに行かれる方は是非とも参考にしてみてください。ではまた!
【タックルデータ】
(ディープクランク)
ロッド:フェンウィック エイシス ACES-FM74CMJ "Fast Moving Special"
リール:スティーズ
ライン:デュエル T-7 14lb
(スモラバ)
ロッド:フェンウィック エイシス ACES62SLP+J
リール:ステラ
ライン:デュエル T-7 3lb