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Bass Fishingプロスタッフフィールドインフォ 霞ヶ浦エリアPart29 今泉拓哉 「JB霞ヶ浦復帰戦」

2019.03.28

霞ヶ浦エリアPart29 今泉拓哉 「JB霞ヶ浦復帰戦」

こんにちは。ティムコフィールドスタッフの今泉です。今年から昨年一年間お休みしていましたJB霞ヶ浦シリーズに復帰しました。結果からお伝えしますと、1匹1,068gで18位でした。半数以上の選手がノーフィッシュに終わった結果を考慮すれば上々のリザルトですが、感触としてはエリアや釣り方等をもう少し煮詰められていれば更なる可能性を見出せた可能性がある悔しさの残る試合でした。

 

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今回の試合運びを説明しますと...前日プラは春を意識したやる気がある魚が見込める石積みが絡んだシャローエリアと、冬型の魚を狙った少し深めなミオ筋が絡んだドック、テトラを全体的に見て回りました。前日プラの結果は、シャローには生命感があり他の魚も多いが、ディープは思った以上に魚の反応が良くない印象でした。

 

前日プラから本番にかけて冷たい雨が降ったのでそれを考えたらシャローは厳しいかとも考えましたが、水温が上がるファクターが揃えば12℃は超えてくる印象だったので、太陽が昇ったタイミングであれば可能性はある雰囲気でした。実際、試合当日の朝の水温は10℃台まで落ちていましたが、昼には最大13℃台まで上昇。結果シャロー戦略は当たりでした。

 

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試合当日は冬季に風上となり、水温が上昇しやすい東岸の天王崎〜小高にかけた石積みエリアから釣り開始!しかし怪しいバイトと他の魚の感触はあるもののなかなか釣れず、玉造まで流してみるも10時近くまで粘ってライブウェルは未だ空のままでした。

 

ここで釣れない状況を打破すべく一気に大移動。色々考えうる中で思いついたのはデカイ魚が出る可能性が高い西浦の木ジャカと土浦の石積み!しかし、ガンガンエリアを回るも木ジャカは不発…そして次に入った土浦の石積みでは、11時から1時間半ほどで同じエリアにいた選手達が合わせて4匹も釣れているところを目撃。タイミング的には良かったものの自分には釣れず…

 

そしてまたもや大移動!お昼の太陽の昇ったタイミングでもう一度、天王崎〜小高の石積みエリアに入り、水温も12℃後半まで上昇して申し分ない感じでしたが無念のノーバイト…少ない残り時間を北利根川に賭けて移動しました。北利根川は魚が濃く、比較的安定した釣果が望めるエリアといえますが、釣り人も多く人的プレッシャーも高いのでいつもメインエリアからは避けていました。しかし、帰着間際であれば他船の往来でエビが跳ねて突発的なフィーディング発生する事を経験から知っていたのでその可能性に賭けて最後1時間を粘ることに…

 

そして、この読みはズバリ的中!終了間際になんとか1匹釣ることができました。今回釣れた魚は、まさに北利根川の少し水深の深いアシ際が帰着のボートの引き波で荒れ、濁りが発生すると共にエビが逃げ出すタイミングとイメージがバッチリ重なりました。タックルはゴールデンウィングGW610CLP +Jにフロロの10lb、そしてPDLの3.5gベイトフィネスジグファインとフォール系クローワームのセット。

 

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昨年のJB TOP50最終戦の時から重宝している、かなりイケイケなセッティングです!ベイトフィネスジグはカバーに強気に攻め込んでもオフセットフックなので根がからない!そしてスローなアクションにも機敏に反応する生命感に富んだ絶妙なラバーの細さ!これまたGOOD!
僕の中ではまだセッティングを試行錯誤中ですが、フックを好みなものに交換できるのも魅力的。最近になって更にベイトフィネスジグの凄さを再認識させられています。

 

是非もうすぐ発売されるベイトフィネスジグEVOと合わせて試してみてくださいね!この対カバー性能、根掛かりの少なさはオカッパリでも重宝しますし、きっと使った方は手放せなくなると思いますよ!

 

このリグを使う際にお勧めなのは、フェンウィックのベイトフィネスナンバー。今回の試合で使用したゴールデンウィングGW610CLP+Jはボートからでもオカッパリでも非常に使いやすい1本でとても気に入っています。ライトカバーからヘビーカバーまで、様々な場面活躍してくれるので特に霞水系では出番が多く、6フィート10インチという長さでキャストもし易く、またその長さとバットパワーでベイトフィネスながらも石積みや木ジャカ、リーズ、冠水植物、沈み物などのカバーから魚を引きずり出すトルクを持っています! 

 

実際に試合でも数多くの場面でキータックルとなり、愛用しているゴールデンウィングGW610CLP+Jですが、実は最近もう1本気になるロッドがありまして…それが今年発売されるACES70CLP +J “Bait Finess Special”!!ゴールデンウィングよりも少しレングスが長くなり、更に内側から湧き上がるようなパワーもあり、そして操作性も良くとにかく軽い。実際に手に取って曲げて頂くと、この軽さでこのパワーと粘り!っと感動を覚えること間違いなしです!610CLP+Jナンバーの愛用者には絶対欲しくなる1本だと思います。今年大注目の1本ですので、是非とも店頭でチェックしてみて下さいね!

 

【タックルデータ】

ロッド:ゴールデンウィング610CLP +J
リール:SS AIR8.1L
ライン:フロロ10lb
ルアー:ベイトフィネスジグファイン2.7g〜3.5g、フォール系クローワーム2.5インチサイズ
 

 


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