みなさんこんにちは。ラガーこと、ティムコフィールドスタッフの藤原です。私のホームレイクである奈良県津風呂湖にて第9回津風呂湖カップが開催されました。この津風呂湖カップは、どなたでも参加できる大会であり、1人での参加はもちろんですが、親子、夫婦、カップル、兄弟、友人と2名乗船で参加される方々もいらっしゃいます。
津風呂湖カップの目玉の1つとして、協賛メーカーによるブース出展があります。今年、ティムコブースではフェンウィックACES&LINKS、サイトマスターの無償貸し出しを実施し、イベントを通じて気になるロッドや偏光グラスを実際に現場で試す機会を設けさせていただきました。また、津風呂湖ではマストアイテムであるロコイズムフレキシーカーリー3、フレキシーシャッド3、フレキシーシャッド3.5を3本1セットで配布し、使われた方々からは「とても使いやすかったです!」や「帰りにロッド買いに行きます!」などのお声をいただきました。
さて、運営スタッフとしてこのイベントに携わっている私ですが、もちろん選手としても参加しています。津風呂湖カップのルールは、1尾の重量で競いいます。ですので、狙うは津風呂湖のモンスターバスのみという事になります。今回メインにしたエリアは、ベイトの絡む岬の少し沖の中層。水深でいうと5mから10mほどでしょうか。その付近の中層を回遊する群れに対しロコイズムクリーピーチューブミニとPDLスーパーマイクロチューブ2インチの0.45gジグヘッドを使用したi字引きをメインに、ボイル撃ちにはスーパーリビングフィッシュ4の0.9gジグヘッドで攻略する展開でした。
目当てのスポットに入り、すぐにi字引きにチェイスがあるものの中々口を使わず、リトリーブスピードやレンジをコントロールしながら反応を見ていくと、ようやく口を使いました。しかし釣れてくるのは800gクラスのキーパー。このサイズでは勝負にならないので、サイズアップを狙ってこの時期から有効な沖のボイルフィッシュを釣るパターンにシフトしました。メインエリアのさらに沖(水深約30m)でボイルが起こる事を前日のうちに確認していたので、メインの釣りをしつつも沖を気にしているとナブラに近いボイルが!
もう祭りです!すかさず、スーパーリビングフィッシュ4の0.9gジグヘッドをキャストしフラッシングさせるとグッドサイズがすっ飛んでバイトしてきました。津風呂湖のバスは本当によく引きますが、フェンウィックACES64SULJ"Mid Strolling Special"の圧倒的パワーに全てを託し、キッカーフィッシュを無事キャッチすることができました。
その後は何事も無く検量準備の為、参加者より少し早めに帰着しました。ウェイインを見ていると、ナイスプロポーションな津風呂湖バスが続々と検量されていきます。かなりヒヤヒヤしましたが、結果は2079gでギリギリ表彰台の3位でした!(津風呂湖カップは3位までが表彰台)。
今回、メインとしたクリーピーチューブミニのジグヘッドですが、表層をゆっくり引いてくるので、出来るだけ軽いジグヘッドを使うことがオススメです(重くても0.6gまで)。ある程度のロングキャストが必要なのでロッドは7フィートクラスのLパワークラスのスピニングロッド、ラインはPEラインの使用がマストです。
私は、フェンウィックLINKS70SLP+Jに0.3号〜0.4号のPEライン、リーダーはフロロの4lbを約1mセットしています。ワームのリギング方法は、ジグヘッドをワームの後方にある穴にヘッド部から刺すだけです。ゆっくりリトリーブすると回遊しながら表層を意識している個体が反応してくれます。ライトキャロなどで使用する事が多いワームですが、このような使い方もできるので、是非1度お試しください。
最後に。津風呂湖カップは来年の開催で10回目を迎えます。第10回大会でも、ティムコブース出展とフェンウィック、サイトマスターの貸し出し企画を行えたらいいなと思っております。非常にアットホームな大会で個人賞、レディース賞、ジュニア賞とお楽しみ抽選会までありますので、皆様のご参加を心よりお待ちしております。
【タックルデータ】
ロッド:フェンウィックLINKS70SLP+J
ルアー:ロコイズムクリーピーチューブミニ(チアユ)、スーパーマイクロチューブ2(パールワカサギ)の0.45gジグヘッド
ライン:PE0.4号
リーダー:フロロ4lb
リール:2500番ハイギアスピニング
ロッド:フェンウィックACES64SULJ "Mid Strolling Special"
ルアー:PDLスーパーリビングフィッシュ4(パールライブアユ)
ライン:フロロ3lb
リール:2500番ハイギアスピニング