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Bass Fishingプロスタッフフィールドインフォ 野尻湖 藤居賢司 「ショートライトリグロッドの優位性」

2019.11.25

野尻湖 藤居賢司 「ショートライトリグロッドの優位性」

皆さん、こんにちは。フィルードスタッフの藤居です。日々寒さが増し、私がメインレイクとしている長野県野尻湖・福島県桧原湖は寒冷地であることから他のフィールドより早くオフシーズンを迎えます。今回は少し早いですが今シーズンを振り返り、好釣果をもたらしたタックル達を紹介したいと思います。

 

写真①-(6)

 

今年からマイボートに話題の前方探査型の魚探を搭載したことで、今までの魚探のような自船の真下にいるバスだけではなく3~10mぐらいまでの前方に映るバスを映し出し、いかにして攻略するか!?が1つのテーマとなりました。

 

写真②-(6)

 

その前方のバスを攻略するために投入したロッドが沢村幸弘選手監修のFenwick ACES53SULJです。クリピーミノー2.7”を代表とするスモールストレートワームを房掛けやワッキー掛け、縫い挿し等でマス針にリギングし、0.9~1.8g程度の極小シンカーを使ったダウンショットリグをメインに使いますが、狙ったコースを正確に、繊細にトレースするためには取り回しが良く、操作性が高いショートレングスのロッドが非常に有効です。

 

また、前方探査型魚探に映っているウィード、立木、倒木、岩、等といったピンスポットに上手くリグを絡め、移動距離を抑えた一点シェイクや、ラインテンションの緩急による細やかな誘いなど、そこにはこのロッドが持つ5feet3inchのショートレングスだからこそ可能なアプローチが確実に存在します。

 

高弾性ピュアグラファイトであえてフルチューブラー構造でビルドアップされたこのロッドは、非常に高感度且つソフトなティップセクションを持ち、手元に感じる感覚的な感度はこれまでのロングレングスロッドと比較すると比べ物にならないほどの高感度化を実現しています。

 

また、チューブラーでありながらソリッドティップ並みの繊細さを持つティップセクションが視覚的にもボトムインフォメーションやバイトをアングラーに知らせます。

 

写真③-(4)

 

野尻湖や桧原湖では6~10m位のディープレンジを軽いリグで攻略する頻度が高く、強風時などによくある軽いルアーで操作感がない問題もこのロッドを使用すると緩和する事が出来ます。

 

またスモールマウスバスだけではなく、リザーバーのディープレンジに落ちたラージマウスバスを攻略するようなシチュエーションにおいても上述のようなショートロッドならではの優位性が発揮され、抜群の扱い易さです。

 

時には超スローに丁寧に誘うことが必要なバスフィッシング… 皆様のタックルラインナップにショートレングスロッドを加えてみてはいかがでしょうか。きっと新しい発見や楽しさが見出せると思いますよ!

 

【タックルデータ】

ロッド:Fenwick ACES53SULJ
リール:2000番
ライン:フロロ2lb
ルアー:PDL ロコイズム クリーピーミノー2.7"
偏光サングラス:サイトマスター ウェッジブラック EG/シルバーミラー

 


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