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Bass Fishingプロスタッフフィールドインフォ 琵琶湖エリア 日置隆宏 「アフタースポーン期の縦スト攻略マルチカーリー4.5」

2021.06.25

琵琶湖エリア 日置隆宏 「アフタースポーン期の縦スト攻略マルチカーリー4.5」

皆さんこんにちは!ティムコフィールドスタッフの日置です!私のホームグランド琵琶湖は今年は梅雨入りが早く、放水量が増えたせいか水温が上がりにくい状態が続き、ダラダラと季節が進んだ状態が続きました。

 

やっと放水量が落ち着き、水温上昇に伴って釣れていた南エリアからホットなエリアが徐々に北上してきました。バスの状態はアフターで遊泳力はそれほどではなく、ベイトを追い回している個体は少ないですが、餌を食べて回復したい時期なので比較的釣りやすい状態です。

 

近年の琵琶湖バスは回遊性のある横方向に泳ぐベイトフィッシュを好んで捕食している印象がありましたが、今年はブルーギルを捕食している個体も出てきています。この時期のブルーギルは縦ストに依存する事が多く、アフター期と相まって縦の釣りが有効です。

 

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そこで、私がよく使用するのが、マルチカーリー4.5のダウンショットリグです。マルチカーリー4.5は絶妙なサイズで、強すぎず弱すぎないカーリーテールのワームです。フォール中は魚のイメージで、着底してからは手長エビのイメージで私は使っています。リギング方法はオフセットフックのダウンショットで、メインとなるシンカーウェイトは5gと3.5g。水深やウィードの密度、バスが反応するフォールスピードによって使い別けています。

 

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リーダーの長さはマルチカーリー4.5がビローンっと伸びた長さぐらいで比較的でショートです。あまり長くなると縦ストにタイトにキャストしにくくなるのがその理由です。そして、フックの上に糸ヨレ防止のスイベルを付けています。

 

次に使う場所ですが、縦に伸びるエビ藻の際、浚渫とウィードのエッジ、杭であったりとストラクチャーの中では無くサイドを狙っていきます。そして動かし方ですが、まずは狙いのスポットに投げ入れてフリーフォール~ステイ。アタリが無ければチョンチョンとマルチカーリーを泳がせて、もう一度ステイさせたらピックアップ。この繰り返しになります。

 

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この釣りはファーストフォールで釣れる事が多いので、私はキャスト回数を増やす事を意識しています。アタリがあれば、しっかりラインを巻き取ってからフッキングして下さいね。

 

ロッドは5gにはフェンウィック GW68CMLP+Jを、3.5gにはACES62CLP+J "Versatile Bait Finesse Special"を愛用しています。この2本のロッドは軽量、高感度、トルクフルと三拍子揃ったロッドで、テーパーデザインが2段階にベンドするファストテーパーなので、リグの挙動をティップで掴みやすく繊細なロッド操作が可能です。

 

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また、シンカーがウィードにスタックしてもティップ下の張りのあるセクションを使って移動距離を抑えたハングオフが可能なのでバイトチャンスを高めてくれます!フルベンドした際にはパワフルなバットセクションが良く粘り、巻かれやすい縦スト周りでも余裕を持ってビッグバスをリフトすることが可能です。ガイドでも活躍している凄く釣れるメソッドなので、皆さんも是非試してみて下さいね!

 

【タックルデータ】

(5gダウンショットリグ)
ロッド:フェンウィック ゴールデンウィング GW68CMLP+J
ルアー:PDLマルチカーリー4.5 5gダウンショット
ライン:フロロカーボン12lb + フロロカーボン リーダー14lb

(3.5gダウンショットリグ)
ロッド:フェンウィック エイシス ACES62CLP+J "Versatile Bait Finesse Special"
ルアー:PDLマルチカーリー4.5 3.5gダウンショット
ライン:フロロカーボン10lb + フロロカーボン リーダー12lb

 


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