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Bass Fishingプロスタッフフィールドインフォ 琵琶湖エリア  村橋宗英 「マッチザベイトで釣る琵琶湖タクティクス」

2021.07.07

琵琶湖エリア  村橋宗英 「マッチザベイトで釣る琵琶湖タクティクス」

皆さん、こんにちは。ティムコフィールドスタッフの村橋です。ようやく本格的に梅雨入りした感がありますが、皆さん良い釣りしてますか?私がガイド業を営んでいる琵琶湖では、ウィードの減少など環境変化の影響からかブルーギルが減り、バスのメインベイトとしてブルーギルの依存度が低くなり、ワカサギ、鮎、オイカワ、モロコといった少し細めのシルエットのエサへの依存度が高まってきているように思います。

 

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今年はそれでもブルーギルが徐々に増え始めている印象がありますが、まだ暫くバスの偏食傾向は続くように思います。その結果、琵琶湖の釣り方のトレンドも変化を見せており、I字系ルアーの台頭など、新たな釣りが流行りはじめています。私も数年前まで琵琶湖でI字形なんてと思っていましたが…今年もその傾向があるようで、アフタースポーン色が強まる6月中旬以降からグリマーやステルスペッパーといった細身シルエットを持つルアーの水面直下の釣りが良くなってきています。

 

私はステルスペッパー70と55を多用しますが、風や流れによってラインスラックが掛からない様にロッドをコントロールしながらゆっくり巻くだけなので、この釣り方に馴染みのないゲストさんにもイージーに扱いやすく、浅いレンジをオートマチックにサーチする事が出来ます。水面付近を意識して操作する釣りなので、バイトシーンが見える事も多く、非常にエキサイティングで楽しい釣りです。

 

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グリマーシリーズはミドストによるアプローチがメインになります。バスのコンディションやシチュエーションに合わせてレンジコントロールが必要ですが、表層をタダ巻きで使うステルスペッパーよりも少し深めのレンジを引けるので、バスのレンジが深く、水面まで出切らない状況の時はグリマーの方がバスからの反応を得られやすいです。通常はグリマー7をメインにしますが、ベイトが少し小さい時や食い渋った時はグリマー6にサイズダウンします。

 

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メインに狙うのは水深2mより浅いシャローや、水深3~4mでもウィードトップと水面の距離が1~2mくらい隙間のあるエリアになります。また、ボトムの起伏が激しい2~4m前後のロックエリアも同様に狙い目になります。

 

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私は両ルアー共にロッドはフェンウィック エイシス66SLJ”Mid Strolling Special”を愛用しています。非常にしなやかなテーパーデザインを持つロッドなのでキャストしやすく、操作性も抜群です!また、しっかりとしたバットパワー、リフティングパワーも備えているので、ウィードエリアでビッグバスを掛けてもウィードに潜り込まれる率を軽減してくれる非常に頼もしいロッドでもあります。フェンウィックのミドストロッドならではのフィーリングを味わえる素晴らしいナンバーですので、是非店頭でチェックしてみて下さいね!

 

ラインセッティングは飛距離+ショートバイト対策を重視して、瞬間的にフックアップ可能な伸びの少ないPEラインがお勧めです。私はPE0.6号+フロロカーボン6lbリーダーを組んで使っています。

 

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ステルスペッパーもグリマーも横方向の巻きの釣りなので、ピーカンに晴れた状況では厳しいですが、ローライトや雨の日にはバスの水面近くへの警戒心が薄れる事から非常に有効な釣りになります。また、ボイルが散発している状況ではかなり高確率でバイトに持ち込める釣り方なので、皆さんも是非試してみてくださいね。

 

ご予約や釣果情報はこちらから、宜しくお願いいたします。

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