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Bass Fishingプロスタッフフィールドインフォ 生野銀山湖エリア 安達裕 「夏の生野銀山湖攻略」

2021.08.12

生野銀山湖エリア 安達裕 「夏の生野銀山湖攻略」

皆様、こんにちは。ティムコフィールドスタッフの安達です。さて、今回は私のホームレイクである生野銀山湖攻略を紹介したいと思います。

 

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今年は田植えの放水量よりも雨量の方が多く、GW以降満水をキープしており、ショアの木々によるオーバーハングが見られ、夏のキーワードである「シェード」も多数形成されています。また、雨量が多いことからインレットからの流入量も多く、高水温化して難しい季節でありながらプラス要素も確実に存在しています。また、バスの個体数が激減した数年前と比べ、明らかに個体数が増え、バスフィッシングの醍醐味であるパターンフィッシングが成立するコンディションが戻りつつあります。

 

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この夏のキーワード、「シェード」はオーバーハング以外にも太陽の角度で出来る岩盤やワンド最奥の流木等、比較的多く存在しますが、今回はタクティクスを絞って、私流のオーバーハングへのアプローチをご紹介したいと思まいます

 

現在の生野銀山湖のオーバーハングは木々と水面の隙間が20cm程度で、奥行き3mといったロケーションが多く、繊細なアプローチが求められます。スキッピングでロッドを振り抜く際のシャープさ、手返しの良さ、キャスト精度を求めた場合、軽くて短くて強いロッドが必要となります。そんな場面で出番が多いのは、フェンウィックACES56SLJ。5フィート6インチのライトアクションロッドです。

 

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シェード最奥のバスはプレッシャーが低いものの、キャストは一発で成功させなければなりません。このロッドを用いれば、オーバーハングの開口部が狭くてもルアーをスキッピングで滑らせて楽々目的地に到達させることが出来ます。ルアーはスキッピング性能に優れた、クリーピーエッグシリーズがお勧めで、喰わせ優先ならPDLクリーピーエッグ34のマスバリ仕様。カバー回避とスキッピングの距離を優先するなら、クリーピーエッグ45のオフセットフック仕様がお勧めです!

 

この釣りはシェード最奥で喰ってくる場合が多いので、カバーから引きずり出せるバットパワーが必要です。ACES56SLJは繊細なリグを操作可能なライトアクションながら、フルベンドした際の最後の粘り腰的なバットパワーが魅力の一本で、ただ柔らかいだけのヤワなロッドとは素性が異なります。銀山湖に限らず、このような場面は野池のオカッパリでも多く、非常に汎用性が高いロッドです。

 

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スキッピングが苦手な方でも、ショートレングスで腕の延長としてスイングすることが可能なACES56SLJを使えば、簡単に身に着くと思います。遠くばかり意識せず、目の前の小さな変化を繊細にアプローチしてみてはいかがでしょうか。また、いきなりハイエンド機種(ACES)に抵抗があるなら、リンクスシリーズのLINKS56SLJもお勧めです!

 

これから夏本番!暑さ対策をしっかりしてバスフィッシングを楽しみましょう!

 

【タックルデータ】

ロッド:Fenwick ACES56SLJ
ルアー:クリーピーエッグ34、45
リール:スピニングリール

 


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