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Bass Fishingプロスタッフフィールドインフォ 野尻湖 藤居賢司 「JBマスターズ野尻湖戦 準優勝」

2021.09.29

野尻湖 藤居賢司 「JBマスターズ野尻湖戦 準優勝」

皆さん、こんにちは!ティムコフィールドスタッフの藤居です。今回は9/11~12日に開催されたJBマスターズシリーズ第4戦 野尻湖で準優勝する事が出来ましたので、その模様をレポートさせて頂きたいと思います。

 

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この試合でバスをキャッチしたメソッドは最新鋭魚探GARMINライブスコープを使用したライトキャロライナリグのフォワードシューティングでした。ライブスコープと言う名のとおり、ライブ画像を映し出す魚群探知機なので今映し出されるバスのポジションや動きを確認し狙い撃つ方法です。

 

fj2写真提供:NBC NEWS

 

プリプラクティスから試合日が近づくにつれてボート真下へのバーチカルなアプローチではバスの反応が悪くなっており、ボートから前方8m~15mぐらい距離を取って少しでもプレッシャーを軽減させる理由からバーチカルなアプローチを止めて、フォワードシューティングのみに徹しました。また、バスの反応を観察していると、ルアーに対しての見切りが早いことも確認出来ていたので、少しでもバスに「飽きさせない」ことをテーマにシンカーのウエイトやリーダーの長さを変えた4種のライトキャロライナリグをセットして本番に臨みました。

 

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メインで使用したロッドはfenwick ACES 68SULP+J"Draggin’ Special"とLINKS-SF68SULP+J"Draggin’ Special"でしたが、4種用意したロッドの中で今戦の一番の立役者的なロッドが ACES 68SULP+J"Draggin’ Special"でした。

 

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と、言うのも、今回狙った水深は約11mで、例えばバウデッキかから8m先を狙った場合、水中でのラインの長さはおよそ14mとなり、スラック分やロッドティップから湖面までの長さも考えると全体のライン放出量は16mほどになります。およそ16m先でバイトを感知し、フックポイントがバスの口内に掛かり始めてそこからパワーを伝達させ、フロロカーボンとは言え細くて伸びやすい2ポンドラインで確実にフックアップするにはそれなりのパワー伝達が必要不可欠だったからです。この問題点を解消してくれたのがACES 68SULP+J"Draggin’ Special"が持つエクストラファストテーパー特性でした。

 

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フルチューブラーブランクで俊敏なティップセクションとやや張りを持たせたミドルセクションが2段階に可変するこのテーパーデザインが前述の遠距離やディープウォーターでも確実にフックセットする実力を備え、フックアップ時に「しっかり掛かった!」という感覚を得ることができ、その安心感がその後のファイトタイムに余裕を持たさせてくれました。このようにメンタル的なアドバンテージも試合中は極めて重要な要素あり、結果両日共リミットメイクに成功し準優勝へ大きく導いてくれたのでした。

 

今戦のようにライトキャロライナリグに特化して開発されたロッドを使用できたようにfenwickロッドでは様々のシチュエーションに対応すべく多種多様のシリーズ・番手のロッドが用意されています。皆様も自分のスタイルに合わせた専用ロッドを探すべくfenwickウェブサイトや店頭で是非チェックしてみて下さいね!

 

【タックルデータ】

(ライトキャロライナリグ)
ロッド:fenwick ACES 68SULP+J "Draggin’ Special"
ライン:フロロ2ポンド
ルアー:ロコイズム CPチューブミニ #233ワカサギフラッシュ、ガルプ バルキーホッグ2inch、他
シンカー:1/32oz~3/32oz (0.9g~2.7g)

 


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