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Bass Fishingプロスタッフフィールドインフォ 霞ヶ浦エリア 田島昌和 「MB-1 CUSTOM 175FとFenwick ACES65CHJのご紹介」

2021.10.27

霞ヶ浦エリア 田島昌和 「MB-1 CUSTOM 175FとFenwick ACES65CHJのご紹介」

皆さん、こんにちは。ティムコフィールドスタッフの田島です。今回は今年発売されて話題となったMB-1 CUSTOM 175FとFenwick ACES65CHJ"Heavy Duty Special"をご紹介したいと思います。

mb1custom

MB-1 CUSTOM 175Fはルアービルダー井佐知之氏のハンドメイドウッドプラグをティムコがABS化した製品です。私は以前から井佐氏と親交があり、ウッド版のオリジナルMB-1を借りて操作した事がありますが、今回発売されたMB-1 CUSTOM 175Fはオリジナルのウッド版と比較しても全く遜色ない完成度に仕上がっていて、とても扱いやすいです。

 

ミノープラグから派生して生み出されたこのルアーは、アングラーのロッドワークに対してクイックに反応する特徴が顕著に表れており、多彩なアクション入力や思い通りの演出が可能です。操作していてとても楽しいですし、なによりイメージ通りにバスにバイトさせた際の満足度は格別です

 

また、ジョイント可動域調整システムNTD SYSTEMが搭載されたことで、今まで自宅でチューニングしていたジョイント可動域調整を現地で簡単にチューニング出来るようになっているのも見逃せない機能です。それぞれのモードでアクションの質が変化するので、バスのコンディションやシチュエーションに合わせたアプローチが可能です。

 

そしてMB-1 CUSTOM175Fを操るのに最適なロッドがFenwick ACES65CHJ"Heavy Duty Special"です。このロッドはMB-1 CUSTOM 175Fと同時開発された経緯があり、この手の1.5~3ozのビッグスイムベイトに対して抜群の操作性を誇ります!6feet5inchというややショートなレングスを採用しており、ロッドティップを下方向に向けたアクション入力でもティップが水面を叩く事が無く、移動距離を抑えたデリケートな誘いを可能にしています。

 

また、ショートディスタンスでショアのカバーに向けたアキュラシーキャストもやりやすく、アラミドヴェールブランク(HI-DENSITY ARAMID VAIL)が、軽さと粘りを両立して軽快な操作感とバラシ難さという相反するファクターを見事に両立しています。20ポンド前後のラインがスタンダードとなるこの釣りにおいて、ガイドセッティングもオールダブルフット仕様になっており、しっかり耐久性も強化されているのも嬉しいですね!

 

そんなMB-1 CUSTOM 175FとACES65CHJをボートに乗せ霞ケ浦に繰り出し、霞水系のアングラーなら誰もが知る沖テトラと呼ばれる大場所へエントリーしてみました。消波ブロックの隙間にMB-1をキャストして、狭いポケット内を首振りアクションでじっくり誘うと「ギラッ」とMB-1がお腹を見せた瞬間に真っ黒な影に「ガバッ!」っと突き上げられました!1本目は推定1kgくらいのナイスサイズ!狙い通りの展開で豪快にバイトさせたバスは最高に気持ち良かったですよ!

 

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そして次は狙いを変えてアシ際へ。MB-1は大きなリップのお陰で障害物を躱すのも得意なので、霞水系では良くある倒れた葦やちょっとしたブッシュ等でも引っ掛かる事無くトレースする事ができます。2本目のバスは正に倒れたアシを乗り越えた瞬間の絵に描いたように水面に躍り出たグッドコンディションでした!この手のベイトで釣ると、比較的サイズが良く、アクティブな個体が多いので、派手なバイトが多いです。「釣れた!」っという感覚よりも、「仕留めた!」っという感覚になれるのもこの釣りの魅力の一つです。

 

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最近は朝晩の冷え込みも厳しくなってきましたが、例年だと12月前半くらいまではシャローにグッドサイズのバスが残っている事が多いです。MB-1CUSTOM 175F持って是非フィールドへ出掛けてみてください。きっと楽しい釣りが出来ますよ!

 

【タックルデータ】

ロッド:フェンウィック ACES65CHJ "Heavy Duty Special"
ルアー:MB-1 CUSTOM 175F
リール:ベイトリール
ライン:フロロカーボン20lb

 


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