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Bass Fishingプロスタッフフィールドインフォ 関西エリア  福光正樹 「秋の釣りをブレードアラバマ、ヘカート7で堪能」

2021.11.19

関西エリア  福光正樹 「秋の釣りをブレードアラバマ、ヘカート7で堪能」

皆さん、こんにちは。昨年に引き続きコロナ禍で釣行にも制約がありましたが、10月に入ると落ち着きを見せてきましたので話題になっておりますブレードアラバマを導入してみようと材料を揃え、組み上げまして釣行してみました。

 

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アラバマリグに脚光が浴びたのは10年前、FLWツアーオープンにてポール・アライアスがシャッドテールのジグヘッドが沢山付いたアラバマリグでの圧倒的勝利でした。ポール・アライアスと言えば約20年前に流行ったクランクベイトのニーリング。往年のバスフィッシングファンの方は膝をボートデッキにつけて「ニーリングだ!」とか言いながらクランクベイトを引き倒したこともあるのではないのでしょうか?

 

ポール・アライアスが火をつけたアラバマリグでしたが、釣れすぎることからトーナメントでは軒並み禁止に。トーナメンターである私は手が伸びる事は在りませんでした。ところが、ルールが変わり、周りがブレードでフックの付いたルアーが一つだけなら使用可能なり、導入を検討することに。

 

導入に当たり、参考にしたのはTIEMCOチャンネル。普通にシャッドテールのジグヘッドを付けるものには興味が湧かなかったものの、多連結ルアーであるヘカート7を付けたものであるならば、動きのオリジナリティーとトレブルフック搭載でのフッキングでの優位性があると思いました。ブレードアラバマって何?と思われている方はTIEMCOチャンネル内の動画を参考にしてみて下さい。

 

 

私も動画の通りに6本のアームの物を採用し、ブレードは#2を付けました。ウェイトはアームに1.8gのネイルシンカーを接着剤と収縮チューブで固定、センターにはヘカート7のハイパーワカサギをセット、フックはフロント、リア共に細軸の#10をセットしました。ウェイト的には1.8×6で10.8g、そのウェイトで狙ったレンジは2~4mでした。ネイルシンカーの接着については使用時には問題はありませんでしたが、狙うレンジによって交換可能な様に改善していこうと思います。

 

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タックルについて私は比較的細糸が好きで、フロロの14ポンドを使いたいのと、細軸の針を使う事からACES-FM74CMJ、リールは浮きあがりを抑えたいのでK.T.F.アルファスNEOのローギアモデルで組みました。ACESは対応出来る重量の幅が広いので、比較的重量のあるアラバマリグでも使用感は最高で、ファイト中も追従性の良さから安心感を持ってファイトが出来ました。

 

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実際の釣行では合計12枚のブレードの持つアピール力に驚き、ヘカートセブンの艶めかしい動きも巻き続けるモチベーションの一つとなり無事に50upをキャッチ!新たなルアーでの一本は心がトキメキます。冬から早春はボリュームのあるベイトを好む傾向もあるので試合でも武器になるのではないかと確信出来ました。

 

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細かいところでいえば、ブレードやシンカーの装着についてトラブルを減らすべく煮詰めるべきところがありますので試行錯誤も楽しんでいきます。皆様も新たなルアーで楽しみを広げてみてはいかがでしょうか。

 

【タックルデータ】

ロッド:fenwick ACES-FM74CMJ
リール:K.T.F.アルファスNEOローギア(5.8)
LINE:フロロカーボン14lb.
ルアー:ブレードアラバマ、ヘカート7
ジャケット:ストームトレーサージャケット
偏光:サイトマスターキネティック、ラスターオレンジ

 


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