Bass Fishing記事 | ティムコ

平本 直仁

Bass Fishingプロスタッフ平本 直仁 ネバギブII Part44 平本直仁 「W.B.S.第2戦」

2014.06.11

ネバギブII Part44 平本直仁 「W.B.S.第2戦」

皆さんこんにちは平本です。WBS第2戦が終了しました。

初戦に続きBIGウェイト戦となったこの試合。今回の自分の戦略は、パターンを見つけていたアフター~アフター回復系のスローな個体を1本1本積み重ね、リミットメイク後、縦スト・岩盤系で完全回復系のBIGな個体で入替え4500~5000g/日 ×2日というものでした。結果的にこのウェイト設定がそもそも弱かった形になりました・・・。今年の霞ヶ浦水系の試合は、ワカサギの影響でしょうか?例年と比較してバスが大型化してます。

プラクティス

初日は戦略通りに事が運び、8時台にはリミットメイクし、大場所にシフト。1本入れ替え5キロオーバーをライブウェルに持ち、ホクホクでウェイインしたら、5キロ~6キロオーバーが続出する展開・・・。5230gというウエイトでしたが、結果としては初日5位。更に下にも5キロ代が数チームという混戦模様。ここは何処?本当に霞ヶ浦?といった展開となっていました。

初日

そして2日目。初日早々にリミットメイク出来た事で、温存出来たスポットを当初の1本1本ジックリゆっくりでの積上げ作戦で、いかに早く入替の釣りにシフトできるかがカギと思っていたのですが・・・。リミット場にしていたある川が想定外の状態。こうなるとパタッと口を使わなくなってしまうのが、川の怖いところです。全く反応せず、次第に焦る我がチーム。結局ベースを持たずにBIG3本!を目指し大場所に時間を割く事を決断しました。が、結果的にはその大場所にはバスは回ってきてくれませんでした。

580g/1本

トータル 5810g/16位

またしても厳しい結果となってしまいました。現在の霞水系の状況としては、プリ~アフター~アフター回復系とバスのコンディションは超MIX状態。プリは流石に少ないが、まだ大型も残っている。そしてアフターのガリガリの大型もみられるが、綺麗に回復した大型もいる。といった感じでした。非常に悩まされましたが、印象としては、アフター回復直前で動きだしたそうしている、やる気のあるバスにイナッコやテナガがリンクするドシャローが◎だったようです。実際にシャローで取ったバスの喉には大きめのテナガが入ってました。

今回新しい武器になったのが、ライトキャロ。これは結び目が多いので敬遠していたのですが、実はかなり重宝するリグだと言う事に今更気付きました。ボトム感知に優れているワームをナチュラルにも、リアクション的にもアクションさせることが可能。たどり着いたタックルセッティングは、高感度でシャープなT-PMX610SLP+J + PEラインのセッティング。長めのロッド、PEラインの組合せで楽々ロングキャスト。ロングロッドは感度が下がりがちですが、PMXは違います!ボトムが感じ取りやすいので、陸っぱりにも最適な1本だと思います。

そしてロッドパワーですが、L+なので表示からイメージすると弱いんじゃ?と思われるかもしれませんが、PMXは独特の張りと粘りがあるので通常イメージするパワーのワンランク上と思っていただければOKです。ですので、L+でも、霞名物ビックキャットとのファイトも負けません!(笑)

PEラインを選択している理由は、上記と被りますが、ロングキャストの他は伸びが無いので高感度。PMXとの組合せで、バスフィッシングに重要なボトム感知能力が格段に上がります。そしてもう一つアクションの肝だったのは、リアクション要素。実は、PEを使用するとスタックを外した時の瞬間的なリアクションモーションを作りやすいのです。意図しなくてもフロロカーボンのそれより確実にクイックアクションを作れます。初心者の方にも使いやすく、そして釣れるセットだと思います。

ここで一つコツを。

根掛かりしてしまった場合は、ロッドで強くあおらずに、ティップから先のPEラインを手で持ってゆっくり引張るとかなりの確率でコロっと外れます。そして移動距離も最小限のとどめられてのリアクションモーションを作れるので釣れる確率もあがります!ぜひともお試しください。

ロッド: T-PMX610SLP+J
リール: 2500番クラススピニングリール
LINE : メイン TORAY BAWOスーパーパワーフィネスブレイド 12ポンド
リーダー: トヨフロン スーパーハードL・EX HYPER 1.5~2号(岩盤・ゴロタ系は2号)

またこの時期非常に有効なロングストレートワーム。TIEMCO/Garyからレジェンド山岡プロ監修で発売され、各地で釣れると評判のウェイブモーション!多彩なウェイブを作り出しバスを魅了するワームのNEKOリグも効果的で、貴重なバスをひねり出せました!NEKOリグ以外でもGary素材を活かしたノーシンカーリグ、ジグヘッドワッキー等、ライトリグ全般に対応。クリアウォーターでのバスの反応にシビアなレジェンド山岡プロの釣れるアクションと釣れるGary素材とのコラボですから、釣れないわけがない!

そして、最後に今回から投入したサイトマスターキネティック イーズグリーンシルバーミラー。レンズは言わずもがなですが、あのフレームが非常に良いです!フィット感、掛け心地が極めてよいので、本当にお薦めです!次戦は7月下旬。檜原湖に会場を移してスモールマウス戦です!昨年以上の成績が残せるよう、また奮闘してきます!

またしても最後に、WBSのノンボーターに是非参加をお願いします!

 


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