Bass Fishing記事 | ティムコ

平本 直仁

2015.05.27

2015年W.B.S.第2戦

皆さんこんにちは。今年もビッグウェイト乱打戦となったWBS第二戦。優勝には正直大きく及ばなかったものの、9Kg弱で4位入賞することができました。

 

2015年初戦からスタイル変更を意識し、地道な魚探掛けから導き出した今回の戦略がうまく機能してくれたことが何よりもうれしい試合になりました。また、年間レースを考えると外せないスポーニング絡みのこの試合に喰らいつけたことは、自信を持ってもいいんじゃない?と自画自賛ですが久々に成長を感じつつ、素直に喜んでいます。みなさん!復活の狼煙です!!!のし上がりますよぉ!!!

 

DAY2スタート

 

プラクティスは計4日。岩盤の地形把握をメインにしつつも、こちらはあくまで超ハイリスク超ローリターンのギャンブル前提。さすがに岩盤心中できるほど腹くくれてませんから、もちろんシャローチェックも怠りません。読みとしては、ネスト~ポスト(回復前)のバスが大半を占め、スローに時間を掛ければ拾えるっしょ!と高をくくっていたのですが・・・スポーニングエリア&隣接の一段下がった両レンジをいくらスローに探っても、この時期のバスの癖が変わった!?と思う程バスからの反応はほぼ皆無。

 

RODS

 

スローがだめなら、リアクション!ということでフットボールジグ永遠のスタンダード、キャリラバ+Garyシャッドシェイプの組み合わせの素早いフォール&バンプには比較的好反応なことを確認。サイズは読めないまでも、タイミングが合えばフォールに数は少ないですが居残りプリスポーナーが反応。近年完全にキャリラバ中毒者。キャリラバさえあれば釣れない気がしない!と言える程キャリラバの釣りに自信を持ち始めています。キャリラバがこの自信を与えてくれたからこそ、岩盤ギャンブルに臨めたのであります。

 

Day 1: 5330g/5本

 

濃霧

 

岩盤はビッグミノー、シャッド、ヘビキャロがメイン。ワカサギパターンは終焉なので、ビッグミノーパターンは日々ジリ貧。ワカサギに代わって白魚がベイトになっているので、意外にもシャッドが有効になりつつ、暖かくなりテナガエビも動き出したことでヘビキャロも効果的な状況。WBSがディレイスタートするほどの濃霧。終始ローライトコンディションの中パートナーと巻物とワームを役割分担。ギャンブルに成功し各リグでキッカーサイズをキャッチ。このまま心中も頭をよぎりましたが、調子に乗りすぎずリミットメイクを優先し、キャリラバリアクション作戦にシフト。ミスもあり少し時間が掛かったもののメイク完了したので、最後の一時間はキッカーに入れ替えるべく岩盤再アタック。

 

DAY1

 

うねりは有るものの白波が立つほどではなく、雰囲気アリアリ。ラスト15分。シャッドで狙い通りのバイトを得るも、ジャンプ一発フックオフ。。。数分後そのミスを帳消しにする入れ替えフィッシュをパートナーがヘビキャロでキャッチ!これぞチームトーナメントの醍醐味!お互いアドレナリン出しまくりで帰着。昨年に引き続き初日5キロオーバーを持ち込むもまたしても5位スタート・・・。どうなってんの霞ヶ浦!?やはり強者ぞろいのWBS。そう簡単には出し抜けない。それもまた醍醐味。

 

 

Day 2: 3480g/3本

天候は打って変わって晴天。そして西風爆風予報。早めのリミットメイクが鍵を握る試合であることは目に見えていたものの、完全に夢見ちゃってます!岩盤ギャンブル以外選択肢無し!!狙い通りのスポットに入ることができ、比較的順調に1本目をキープできたものの、そう簡単には続かず。(これでももの凄い引き運なんですよ!(笑))水質も悪く、白魚の目視も少なく、ラインの結び目には絶えず浮遊ゴミが引っ掛かるので次の岩盤に入るも同様の水質なので粘らずメイク優先でキャリラバリアクションエリアに移動。

 

なかなか反応が出ない中、ようやく喰わせたキッカーフィッシュをジャンプ一発でバラしてしまう大失態をやらかし、船中の士気も低下。。。帰着すらも心配される爆風の中、パワーポールを駆使し粘り抜きライトキャロでキロフィッシュを絞り出すも、いよいよ本気でヤバイ荒れ方になってきたため、一旦スタート地点周辺に戻ることを決意。結果は通常全開20分ドライブのところを、ババ荒れの波に叩きつけながら気が狂いそうになる苦行の1時間ドライブ・・・。正直、性も根も尽き果て疲労困憊状態。残り1.5時間。多少風を遮る石積みを丁寧に打ち続け、パートナーにミラクル発動!1500gのキッカーフィッシュをライブウェルに叩き込み帰着。

 

DAY2

 

TOTAL 8810g/8本、4位という結果でした。

 

試合後、大型台風も通過し田んぼの水のあふれ具合によっては大きく変わってしまっているかもしれませんが、増水=シャロー。狙ってみてください!ちなみに優勝を含む多くの上位陣パターンはドシャローへのノーシンカーでした。そろそろ楽しいテナガエビバターンです!

 

エンジョイ バスフィッシング!

タックル

【ミノー】
TPMX65CLP+J パワーラックス500
K.T.F.アルファスNEO ノーマルギア仕様
TORAYエクスレッド12ポンド

【キャリラバ】
TPMX65CMLP+J
K.T.F.アルデバランフィネス Hiギア仕様
TORAYエクスレッド12ポンド

【シャッド】
TPMX66SLJ Power Mid Storolling Special 60thアニバーサリー
2000番クラススピニングリール
TORAYエクスレッド4ポンド

【ライトキャロ】
TPMX610SLP+J
2500番クラススピニングリール
TORAYスーパーパワーフィネス ブレイド16ポンド

【その他】
サイトマスター・キネティック・イーズグリーン/シルバーミラー

 

 

 


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