Bass Fishing記事 | ティムコ

平本 直仁

2017.06.26

2017WBS第3戦

みなさま、こんにちは。WBS 3rdに参戦してきました。梅雨入りしたので釣れっ釣れのトーナメント!と思っていましたが、雨が降らないにもかかわらず水門操作が多く、超減水。という事は沖!?と思いきやそうでもない・・・難解霞ヶ浦水系。そして連日の強風もあり、濁り気味の水質。良いエリアが少なく、6月のハイシーズンとは思えないくらい難しく、リミットメイクどころか、下手するとヤヴァイ状況で全く予断を許さない状況でした。

 

この厳しい状況下で楽しく、そしてコンフィデンスを持って試合のパターンの一つに組み込めたのが、表層癒し系ベイト 野良ネズミ。まだまだアグレッシブに表層までアタックできないけど、エビなら追いかけるパワーを持ち始めたバス、少し回復し徐々に多くなってきたイナッコを追いかけ始めたバス。もしくはまだエビすら追いかける体力がなく、吸い込みが弱弱しいアフターのバス。そんなバス達に、エラストマー素材、超コンパクトサイズの野良ネズミパターンがはまっていました。

 

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素材特性から、浮き過ぎず、沈み過ぎずのジャスト浮力。弱い吸い込みにも対応するので、フッキング抜群。見た目に騙されちゃいけません。エビ喰いバスには少しスローなアクション。イナッコには連続ファストクイックターンで見切られないようにするのがコツです。風に弱いのが玉にキズ。ロッドはフッキング後に石積み、ブッシュから素早く離したいので、TPMX610SLP+Jを選択しました。硬いかな?と思いましたが意外と扱いやすくスムーズに体が受け入れてくれました。

 

FullSizeRender (1)

 

キーパーパターンとして組むことができたのは、ジグヘッドワッキー(JHW)のフォーリング。動きたくても動けずにじっとしている個体の目の前にウェーブモーションのJHWをプレゼンテーションするイメージ。着底後からのスイミングへの反応はまだなく、スローフォールが効果的でした。ベイトフィネスP+に位置づけられるACES66CMLP+Jの繊細なティップがバスが静かに咥えた感じ取りにくいバイトを弾かず、違和感として手元に伝えてくれまました。

 

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最後は王道、ヘビーキャロライナリグ。こちらは3/8oz&3/4ozの2セットを用意。3/8ozにはGW68CMP+J。3/4ozにはGW610CMHP+J。ともにP+のティップアクションタイプ。シンカーをボトムの凹凸から離さず一つ一つを感じながらズル引くには適度なティップアクションが不可欠です。ちょっとイマイチなゴロゴロ感の粘土質から、カチンコチンの砂利を多く含むグッドなハードボトムの違いが明確にわかるため、集中するべき場所を効率よく探ることができます。元々キャロ用に開発したロッドではないので副産物的な事ではありますが、ウェイトに応じたお気に入りのアクションです。

 

コンディション的には前回の試合以降、なかかなはめる事が出来ずにいたのですが、とにかく投げずにはいられ無い相棒のキャリラバTGをスパイス的に使用。3/8ozにはACES510CMJ。1/2ozにはACESプロトタイプ。トレーラーは、TIEMCO Gary ピックルワーム、シャッドシェイプ4in。これらをミックスして走り回り辛うじてリミットメイク。入替えはできず帰着となりました。

 

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全体的にローウェイトだった事にも助けられ、3770g/10位に踏みとどまることができました。ミスが有っては、上位入賞はできませんよね・・・orz 反省です。先日発表された3戦を終えた時点でのWBS年間ランキングは、第2戦の踏ん張りが効いていてなんと2位。せっかくなので、AOY獲得に向け、残り2戦頑張ってみたいと思います。でも今1番欲しいのは・・・、ランキングトップより年一回の優勝。これが正直なところです。AOYは5試合終わってついてくる結果。笑って追われるよう1試合1試合集中して、限られた時間を無駄にせず全力で頑張ります!

 

応援よろしくお願いいたします!

 

 


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