Bass Fishing記事 | ティムコ

平本 直仁

2018.04.18

2018WBS初戦

みなさん、こんにちは。続いてJB霞ヶ浦翌週に開催されたWBS初戦のレポートとなります。WBS直前は寒の戻りで雪まで降る始末・・・。水温はかろうじて2桁台はキープしていましたが、2~3度下がった水温はかなり致命的だったと言えます。

 

2日間入った直前のプラクティス。天候・風の強弱に合わせいくつかのパターンで釣れた平日と、全く釣れない直前のオフィシャルプラクティス。メインエリアは触らなかったとはいえ、相変わらず難解日替わりの霞ヶ浦でした。

 

先に挙げた平日のプラクティス。天候に応じたアプローチがうっすら感じ取れていました。

・ローライト×風下 = シャローのビッグミノー

・晴天×無風 = 浚渫エッジのシャッディング

・冷え込みで一段戻したポジションへのキャリラバリアクション爆撃

・ミドルレンジストラクチャーへのフィネスアプローチ

 

水温が2桁台とは言え、下降気味の2桁台である事や、晴れているのに冷たい風で温まらない水温といった条件からか、プラクティスではシャローに刺てくる気配を感じられないまま試合に突入。ただし試合当日の予報は温かく水温上昇が期待されたことから上記にプラスして、

・風裏シェードのシャロー = スモラバ、パワーフィネス、ジグ、テキサスなどの撃ち物系も忘れないようタックルを組みました。

 

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予報通り風が弱い中でのスタート。狙いのスポットは風が弱いとは言え風下。ローライト×風下、フィーディングタイムと言う事も有り物凄い釣れそうな雰囲気を醸し出す中、まずは期待のビックミノーから。風が弱くなるまでの1時間半程度巻きまくりましがた期待に反して無反応。

 

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続いては人に叩かれる前のフレッシュなドシャロー葦。ACES68CMHJに4gジグでした。スポットとの距離、ルアーの着水音に気を使い撃ち続け、倒れ葦とローブの交差する複合スポットでラインが微動。フッキング後ACESのトルクで主導権を取られずローブをかわし無事ランディング。記念すべきWBS2018年初戦の1本目!震えました。

 

水温上昇前でも反応が出たことからミドルは一旦捨てドシャローを撃ち続ける事に。予想が甘かったのは一般、JB、WBS選手とのバッティング。織り込み済みではあったものの予想以上の出入りだったため、一時シャローを離れ人的プレッシャーで、シャローに刺したくても刺せないバスをシャローニアバイのミドルにシフト。キャリラバのリアクション、フィネスと真逆のアプローチで反応を見ていきますがノー感じ。これほど人的プレッシャーの影響を受けていると実感したことは有りませんでした。

 

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時間も経過しいよいよヤヴァイと判断し、次なる策に移りましたが時すでに遅し・・・反応を得られぬまま帰着となりました。15位、870g、1本・・・。優勝は6,275g、4本のビッグウェイト!風を見事に読み風下スピナーベイトで2キロ、1600クラスを連発。残り2本はシャローブッシュ。風下に勝機を見出し風を読んで、取ったキッカーは最高にエキサイティングだったと思います。理想的な展開と見事な戦略に脱帽でした。

 

準優勝は石積みでのミノー。5400g、4本。風の有無を気にすることなく巻きまくったようです。11チームがノーフィッシュと言う厳しい試合の中、ウェイインできたことはまだよかったとはいえ、TOPとの差は5405g・・・、かなり出遅れてしまいました・・・。

 

今年は始まったばかり!次戦から積み上げていきますのでよろしくお願いいたします!

 


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