Bass Fishing記事 | ティムコ

平本 直仁

2018.08.08

2018WBS第4戦

みなさんこんにちは。TIEMCOプロスタッフ 平本です。今回は入賞したのでちょっと名乗ってみましたw。酷暑の中で開催されたWBS 4th に出場してきました。気づけば見せ場も作れないままアッという間に2018年後半戦です。しかし連日バカみたいに暑い。暑いなんてもんじゃなくて溶けそうなくらいの酷暑です。そんなうだるような酷暑の中、計4日のプラクティスで臨んだ第4戦でした。

 

そんな酷暑の中で湖上に浮くには防虫機能・UVカット機能を備えたfoxfireスコーロンが不可欠です!

 

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  • SCアルティメットフーディー(フードは不可欠!)
  • SCイージーハンドカバー(人気のコテタイプ!)
  • SCガイドレッグカバー(短パンにはマスト!)
  • SCガイドマルチマスク(顔対策にはこれでしょ!)
  • UVカットミルク(SPF50+/PA++++ ハッカ油成分でミントの香りのサンブロック)
  • もちろんアイギアはサイトマスター。お気に入りのフレームはキネティック。レンズは終日ライトグレーシルバーミラー!これで決まり!

 

フィールドコンディションは表層水温30℃オーバー当たり前! 僕が確認した最高水温は33℃。ボラを始め生命感が無になるくらい魚に取っても過酷な状況。おまけに田んぼへの引き込みと連日の35℃近い気温による自然蒸発により日々じわりじわりと確実な減水に加え、田んぼへの農薬散布、頼みの綱である風は微風等々・・・。人間にとっても、バスにとっても劣悪なコンディション。状況を読み間違えれば余裕でノーフィッシュもあり得る中での開催となりました。

 

◆夏の三大要素

  1. カレント(水の動き)
  2. シェイド
  3. ベイト

 

◆プラクティスで得た感触

【スーパーシャロー】

昨年来好調のスーパーシャローを猛特訓! しかし減水の影響でバスが抜けてしまったのか? それとも自分が鬼のように下手なのか? 笑えるくらいバスからの反応は返ってきませんでした・・・。正直結構意地になってチェックしたので、この先に向け勉強になりました!

 

【流入河川】

何本かチェックした流入河川の中で葦、ブレイク共に反応のあった1河川に可能性を感じました。こちらは一番要素がそろう場所(水通し、シェイド、ベイト)と言う事もあり、夏の試合で一番手堅い選択と言えます。

 

【浚渫】

スーパーシャローがこれだけ壊滅的なのであれば本命の沖の浚渫が良くなるでしょ!?と期待がブクブクと膨らんでいきます。軽~く見に行くと期待に応えポロりと喰ってくるナイスなバスたちw。やはり要素がそろう場所と言えるでしょう。

 

【縦ストラクチャー】

こちらも夏の定番ストラクチャー。本命視できるストラクチャーの一つではあるのですが、最近の霞ヶ浦は残念ながら杭激減・・・。悲しい限りです。スポット的にランガン可能なエリアをチェックしました。ちなみにプラに協力してくれたパートナーは1800クラスをキャッチ!

 

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【ハードマテリアル帯】

個人的には苦手なのですが背に腹は代えられないので嫌々チェック。スクールを上手く捉えたようで700g~1kgクラスが連発。居るじゃない?!アリじゃない!?

 

◆取捨選択

  • ・日々の定期的な減水と言うファクターと、釣れないという事実から、スーパーシャローは完全に切り捨て。
  • ・好感触を得た要素を満たす水深のある流入河川が当然第一候補なのですが、発表されたフライトは2nd半ばでバッティング必至。故に消去。
  • ・プラでイージーに連発したハードマテリアル帯は、試合当日はほぼ無風の予報からバスがスクーリングしにくいであろうと判断し消去。※風が吹いたらGO!
  • ・ピンスポット的杭は一発勝負で要ランガン
  • ・いきなり浚渫はリスキーだけど勝つ為にはやり切る覚悟が必要

 

と言う事で、ギャンブル性が高いものの、マクロな視点で岬に絡みで三大要素を備える浚渫が一番優勝に近いと判断。狙うは美浦・大山・古渡・西の洲・和田 の2.5~3mレンジのブレイク、壁、ボトム、ハンプ。キーファクターは、水質、時間帯によって変化するシェイド、ベイトレンジの2.5~3m。当日はそれらを考慮して回ることに。

 

【メインの岩盤爆撃】

 

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ロッド: フェンウィックACES510CMHJ
ルアー: PDLキャリラバHD1/2oz×ゲーリー・ピックルワーム
ライン: TORAY エクスレッド 12ポンド
リール:KTF アルファス フィネス Ver.2

スイミングには
ロッド: フェンウィック ACES510CMJ
ルアー : PDLキャリラバHD3/8oz×ゲーリー・ピックルワーム
ライン: TORAY エクスレッド 10ポンド
リール:KTF アルファス フィネス Ver.2

いつも通り僕にとっては無くてはならないタックルです。

 

浚渫エッジ、壁にゴンゴンゴロゴロとキャリラバのヘッドを当て威嚇音を発しながら緩急を付けフォールさせていくのが平本流。更にリアクション要素を高めるためにシャートリュースカラーを選択しています。アンバランスなんだけど、効果絶大です。

 

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1500のキッカーとキロアップの2本をキャリラバ1/2oz×ピックルワームでキャッチ!それ以外にはスパイス的に入れた縦ストのHDSや、パートナーの活躍も有り、1本入れ替える事に成功。思い通りの展開に、これはいける!と正直思ってしまったのはここだけの話です。

 

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【HDS】

ロッド:フェンウィック ACES66CMLP+J
ルアー:ストレートワーム 
ライン:TORAYエクスレッド 8lb
リール:KTF ABU Revo LT7
フック:ICHIKAWA FISHING MUKADE #4

 

結果的にはうまくいけば5キロ越えられるかな?と思っていたところ予想以上にウェイトは積み上がらず5キロ弱の3位でフィニッシュ。第4戦にしてようやく、しかもキャリラバで満足の行く試合運びができました。スロースタートになりましたがこの試合を復活の狼煙としたいと思っています!

 

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AOYはさすがに手が届かないかな?と正直現実を見てしまっていますww。なんせ次が最終戦ですから・・・。そんな中で今僕ができる事はミラクルウェイトで優勝し、天命を待つ・・・以外有りません。正直クラッシック権利の獲得も死守したいところではありますが、優勝のみを目指し突っ走るつもりです。最終戦は今月(8月)になりますので応援よろしくお願いいたします。

 

 


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