Bass Fishing記事 | ティムコ

平本 直仁

2019.06.17

2019WBS第3戦

みなさまこんにちは。ティムコプロスタッフの平本です。WBS第3戦に出場してきました。今回のスタートエリアは土浦新港。エリアは全域(本湖/北利根川/外浪逆浦/常陸利根川/北浦/鰐川)でとにかく広大。2Dayなので刻々と変わる天候へのアジャストが求められ、AOYレースに残る上では外せない試合でした。試合は両日とも急激な冷え込みでタフ化、おまけに2日目はロングドライブを躊躇する選手も出るくらいの強風も加わり風下は壊滅。色々な面で過酷な2日間でした。

 

昨年同時期の試合はリスクを覚悟し、数少ないハイクオリティのアフター回復系狙いで臨み撃沈。今年は昨年の反省も踏まえて攻めの回復系狙いに加え、サイズは見込めないもののボリュームゾーンとなる回復中の個体も取れるようスローアプローチにも時間を掛けました。

 

■状況

一時の猛暑で水温は28度まで急上昇。そこから下がって推移した24℃前後。水位は平水-10cm。水質濁り気味。自然環境としては決して落ち着いているとはいえませんでした。バスのコンディションとしては、アフター回復中の個体がボリュームゾーン。徐々に回復系の個体が出始めた感はあるがまだまだ少ない感じでした。

 

■プラクティス

前週2日、直前2日の計4日間をプラクティスに充てました。プラクティスでは北浦を除くほぼ全域をシャロー8、浚渫2の割合でチェック。見えてきたことは、まだまだボイルが頻繁に起こるほど回復はしていない。捕食ベイトは2~3cmのエビ。手長エビも出始めているがまだまだ少ない。シャローのバスは釣ってしまうと供給は考えにくい。とにかくバスが超気まぐれで日替わりである。といった事。

 

スーパーシャローの回復系には野良ネズミ。オーバーハングの有無、ブッシュを絡める絡めない、オープンウォーター、距離によって人それぞれセッティングに好みが出てきますが、6~7ft、UL~Lクラスでおおむね気持ち良く楽しめると思います。そんな中でも霞ケ浦での必要要素は、葦~オープンウォーターでロングディスタンス。そうなると長くて張り強めが理想だと思ってます。またティップは柔らかめが理想。野良ネズミのアクションに柔らかさがでて艶めかしくなります。でもフッキングはしっかり決めたいのでLクラスのベリーからバットにかけてのパワーが欲しい。でもやり続ける為には軽いに越したこと無し。ということでお勧めはACES70CLP+J、ACES62SULP+J 、ACES62SLP+J 、LINKS62SULP+J 、LINKS62SLP+J 。レングス、パワー等好みの一本を探してみてください。ラインはPE1.2~1.5号がお勧めです。フックのウェイトで浮き姿勢が変わるのでこちらもいろいろ試してみるといいでしょう。

 

回復中の動きの鈍い個体には高比重バックスライド系とスティック系ノーシンカーの水平フォールと、たまに入れるトゥイッチでスローに誘うことに徹しました。バックスライド系にはS-TAV610CMHP+J、GW610CMHP+Jにラインはフロロカーボン14lb。スティック系ノーシンカーにはGW68CMP+Jにラインは同12lb。この釣りは糸ヨレが激しい釣りでストレスマックスなので、自分は必ずスイベルを使用。メインラインとリーダーの間に入れるか、フックアイに片側オープンスイベルをカシメる等でストレス軽減していますのでご参考まで。

 

スパイス的に組んだのはここ最近マイブームのカバーネコ。ロッドはACES68SMLP+JにPE1.5号×リーダー16lb。単発ブッシュに対してフォールだけではなく、一点シェイクで誘って口を使わす狙い。

 

とても残念なのは、プラを通じてキャリラバが効かない事。でもそこは俺の相棒。期待を込めデッキには最低でも3/8ozと1/2ozの2本は並べます。本当は4本並べたいところではあります。ロッドはともにACES510CMJ。PE2.0号に14lbリーダーを組んでます。

 

4日間のプラクティスからのファインディングス。丁寧に丁寧にチェックしても日替わりで、正直手堅いパターンは見つける事が出来ず。浚渫は夢はあるものの、突っ込むとしてもハイリスク過ぎる為リミットメイク後。戦略の立て方に悩んだ末、トーナメント初日午前中はプラクティスの延長とし、「焦らず広く浅くチェックして回ろう!だって、冷え込みとローライトで状況が変わるから!それと日ごとに回復系が増えてくれるハズ!」とポジティブに考え体を休めました。

 

想定ウェイトは高望みせず4500g/日×2日=9000g。勝てるウェイトではない事は承知ですが、プラから想定できる自分のMAXウェイトを設定しTOP5を目指す!1本1本が物凄く貴重な試合になるので、ミスだけはダメ絶対!でしたが・・・

 

■トーナメントDays

初日のフライトはセカンドのラスト。一級エリアには入れないだろうから、実績のある風裏のB級スーパーシャロー葦+縦ストラクチャーからスタート。ローボートのプレッシャーを考慮したとも言えます。開始早々ベジテーションでエビボイル。すかさず入れたバックスライドのラインが走り引きずり出したのはキッカーサイズ!でしたが、ランディング寸前のジャンプで手をすり抜けていきました・・・。朝一のミスは本当に凹みます。ダメ絶対なのに・・・。

 

スーパーシャロー、縦ストラクチャー共に撃つもノーバイト。ローボートも増えてきたので移動。この後キーとなるエリアを2ヵ所見つける事に成功。パートナーと一本一本積み上げ5本カツカツでタイムアップ。きっかけを与えてくれたのはキャリラバ×ピックルワーム。やっぱり裏切らない最高の相棒です!パートナーはノーシンカーバックスライド、スモラバ等で完璧にフォローしてくれたので、心おきなくキャリラバを投げ続ける事が出来ました。

 

h5

 

初日 4015g/5本 14位

 

2日目も無事キーエリアに入ることができ、目に留まったブッシュへのパワーフィネスから開始。油断していた数投目。ロングシェイクのラインを重々しく水中に引きずり込まれ反射的にフッキング。ブッシュに絡みながら浮上してのはキッカーサイズ!と思ったところでフックオフ・・・前日朝一同様に激しく凹むスタートでした。不覚にもびっくり合わせしてしまったことが敗因です。でも居ると信じて折れずにパートナーと撃ち続けるキッカケとなりました。

 

一旦キースポットを後にし、キャリラバスポットへ。風が程よく当たるハードボトムでのキャリラバ×ピックルワームが朝一のやらかしを忘れさせてくれる仕事をしてくれ2連発。転々と各所を撃ちながら休ませたキーエリアへ。まぁ、なかなか出入りの多いエリアなだけにプレッシャーは高くそう簡単には出てくれませんでしたが、とにかく黙々と撃ち続けリミットメイク。

 

限界を感じたのと、気分転換にとキャリラバに変えると早々に入替えフィッシュ。乗ってるときはこんなもんです。時折吹く突風も頻繁になってきて本湖ババ荒れドライブになる事は必至だったので余裕を持って帰着時間の50分前(通常ドライブの2倍)にエリアを後に。なかなかの強風が吹いていましたが、比較的北寄りの風だったので湖岸線を大回りする事でババ荒れは避ける事が出来ました。

 

2日目 4635g/5本 単日3位

 

総合 8650g/10本 フルリミット 4位

 

h4

 

結果的には厳しい状況だったようで単日3位のウェイト。そして10本フルリミットチームはたったの3チーム。総合4位でフィニッシュすることができました。初日午前中をプラクティスに充てるくらいの危機的状況から考えれば、自分で言うのも何ですが、初日早々によくぞ状況にアジャストし、2日目全体的にウェイトが落ちた中ウェイトアップし単日3位にのウェイトを持ち帰れたことは自信につながる2日間でした。残り2試合(計3日)は夏の試合。バディのキャリラバをメインにビッグウェイトをたたき出したいと思います!ご期待ください!

 

h3

 

【タックルデータ】

ロッド:Fenwick ACES510CMJ
ルアー:キャリラバ3/8oz+ゲーリーピックルワーム
リール:KTF Abu Revo LV6 KAHEN NEO ギア8.0改
ライン:TORAYシーバスPEパワーゲーム2.0号(26lb)
リーダー:EXTHREAD14ポンド

ロッド:Fenwick ACES70CLP+J
ルアー野良ネズミ
リール:2500番クラススピニングリール
ライン:TORAYシーバスPEパワーゲーム1.2号デイゲーム(20ポンド)

ロッド:Fenwick ACES68SMLP+J
ルアー:ウェーブモーション他 パワーフィネス カバーネコ
リール:2500番クラススピングリール
ライン:PE1.5ポンド
リーダー:ルアーリーダー16ポンド

 

【Photo by TAKE】

 


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