皆さん、こんにちは!TIEMCOプロスタッフの平本です。今回は昨年から通い始めた津久井湖の状況をお届けしたいと思います。
大型台風15号に備えた水位調整を行っていたものの、ほとんどその影響を受けなかった津久井湖。被害が無くて何よりでした。被害にあったと言えば、台風後釣行に向け増水・濁り・ゴミマットをメインにパワーゲーム押しでの展開をしようといつになくストロングタックルオンリーで現場INしてしまった自分でしょう(笑)。水温22度台の初秋の津久井湖。苦肉の策で導き出したヒントとは・・・
メインタックるとして選抜したのは1/2oz~1.5oz漂流物パンチング用にACES70CHJ、ディープクランキングにはACES-FM74CMJ、一応抑えのパワーフィネスにACES610SMP+J。あとはいつでもどこでも絶対外すことができないACES510CMJ×キャリラバのコンビネーション。しかし・・・現場は増水無し・濁り無し・漂流物少ないで、ここまでコンディションの読みを外したことは未だかつて無い状況でした(笑)。さらには台風通過後の高気圧&無風といったタフコンディション。
自分が狙えそうなバスはベイトと共に行動している10mレンジの個体。万能キャリラバタックルがあるので心配なし。キャリラバシューティングで狙い撃ち。ショートロッドなのでむしろ高感度かつダイレクト操作に長けているので望むところ。キャリラバ1/2oz×ピックルワームでフィーディングモードのバスにキャリラバを直撃するもリグのボリューム感なのか、リアクション要素の強さなのかキャリラバには反応せず・・・。
となると問題はここから・・・。手持ちのスピニングタックルは1本。しかもPE2号をセットした対カバーのパワーフィネスタックルのみ・・・ロッドは対カバーでかなり強引なやり取りも可能な ACES610SMP+J。ラインが太いのでディープに早く落とし、なおかつ操作感を上げるため3.1gストレート系ワームのネコリグでシューティングをトライしてみたところダメどころか上出来の5本。釣果も嬉しかったのですが、新たな学びを得られた事で満足の釣行で締めくくることができました。固定観念はよくありませんね(笑)。
帰宅後、目をこすりながら次回釣行に向け、当日のイメージが鮮明なうちにタックルを組み直した事は言うまでもありません。より操作性を上げるためにACES68SMLP+J×PE0.6号×リーダーフロロ8ポンドに組み替えました。ちなみにこの日は ACES610SMP+J×PE2号×リーダーフロロ14lb。Deepにはオーバータックルですね。
数日後改めて臨んだDeepパワーフィネスでのディープ攻略でしたが、ディープレンジのコンディション変化に伴い苦戦。具体的には、バスがベイトであるワカサギとリンクしていないニュートラル状態。小さなベイトボールに付いたバスを何とか見つけて狙うことしかできず・・・サイズも釣果も伸びず。ただ4本釣れたことから見直したタックルの有効性は確認。なかなかの操作性、フッキングもしっかり決まっていい感じですので推奨レベルです。
Deepパワーフィネスのメリットは下記のイメージです。
- ヘビーネコで素早い着底、直撃が容易&ボトム感知良し
- ディープで切れのあるアクションが可能
- 根掛り皆無
- フッキング後のゴリ巻きができてアメリカン(笑)等、効率の良い攻め方ができるのでお勧めです。是非試してみてください。
■Deepパワーフィネス
ACES68SMLP+J
TORAYルアーPE0.6号/ルアーリーダー8LB
5inストレートワーム2.7~3.5g ネコリグ
イチカワフィッシングSASORIガードチューン