Bass Fishing記事 | ティムコ

平本 直仁

Bass Fishingプロスタッフ平本 直仁 2022年初バス津久井湖

2022.02.14

2022年初バス津久井湖

みなさまこんにちは。遅くなりましたが本年もTIEMCOともども平本をよろしくお願いいたします。

 

2022年は昨年に続き、広大なマッディ―シャローレイク霞ケ浦からバスボートを駆使してのトーナメントシーン、そして霞とは真逆のディープクリアリザーバー津久井湖からのレンタルボート奮闘記をみなさまにお伝えしていければと思っています。他にもできる限り色々なレイクに足を運び、ローカルテクニックを吸収していくつもりです。今年も日々修行です!よろしくお願いいたします。

 

早速ではありますが、今年一発目のレポートは2022年初バス津久井湖編です。今年の寒波で水温は6℃強。例年と比較するとかなり減水の津久井湖となっています。長きにわたる漁協のみなさまのご苦労が実り、定着に成功しているワカサギの放流により、バスのコンディションは極上!グリーンバックにブラック模様、脂の乗り切ったうっとりしてしまうくらいの個体が多いのもこのレイクの特徴。ロクマルも夢ではない東京近郊のリザーバーです。ただし、基本岸からすぐにドン深地形なため、この時期はなかなか手ごわいレイクでもあります。

 

2月5日の土曜日。気温マイナス2℃。ご存じの通りレンタルボートセッティングは体力トレーニング(笑)。Foxfireフル装備でのセッティングでは汗だく必至なので、防寒は着ないで荷物運び開始です。この時はパワーフィルハイブリッドジャケット&パンツ+インナーだけで十分!車と桟橋数往復の筋トレで体は温まり、その体の火照りを閉じ込めるように、ウインターストームビブ、ストーミーDSを着込みます。寒さは天敵!集中力の妨げはとにかく避けたいところです。ウインターストームビブは腰回りへの隙間風を完全にシャットアウトでき、保温効果抜群です。この装備なら、この冬の寒波でも寒さ知らず。最高の防寒ウエアに出会えたことに感謝です。

 

そのお陰で集中力がグッと高まったこの冬の釣行。真冬のグッドコンディションの一発を狙ってジャークベイト勝負!ロッドを握る手のひらは素肌派。ここは譲れません。大人気エクストリームハンドウォーマー!在宅勤務が増えたことや寒い冬のゲーマーにも愛用者が増えているようで品薄続出!アングラーの皆さんは冬に入る前に確保することをお勧めします。出遅れ厳禁。後悔先に立たず(笑)

 

ジャークベイトのライトトゥイッチがひったくられたのは、朝一6.5℃だった水温が少しづつではあるけど上昇した3時過ぎ。カレントの当たらない陽だまりのベンド部分が7℃強まで上がり、風によってその下流分に暖かい水が動きだしたタイミングでした。少し濁り気味な水質だったのでカラーはゴールド系で、水押し確り目、ブリブリ横跳びし移動距離少な目のアピール強目の115mmクラスジャークベイトでした。

 

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ロッドは名竿!ショートロッドでテクニカル操作が容易な、fenwick ACES 510CMJ。キャリラバTGにも、場合によってはMB-1 CUSTOMにも使えるという、実は皆さんの想像を超えてバーサタイルな1本です。喫水の低いレンタルボートフィッシングでは、ショートレングスとfenwick独特のショートグリップのコンビネーションがとにかくストレスフリー。レスポンスは当然文句なし!&取り回しの良し!今となっては少しづつショートレングスの良さが認知されてきましたが、ショートレングスの有効性を早くから形にした機種となります。まだまだ他社にもそう無いモデルなので、店頭で手に取ってみて欲しい1本です。取っていたければ コレか! と実感いただけると信じています。

 

この時期個人的には飛ばし過ぎず、移動距離も短くが基本。だからライトトゥイッチ。ACES510CMJは軽くハリのあるロッドなので、弱い入力で明確にルアーにアクションを与えることが可能なロッドです。弛んだラインを軽くロッドでトントンと叩くイメージです。叩いたら毎回必ずラインの張りを緩めることをお忘れなく。

 

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横飛ばしでは無く、ギュッギュッと前方にルアーを引っ張るアクションもロッドティップが水面に当たらないのでこの手の釣りに重要な リズム を崩さず仕掛けることが可能です。ACESマテリアルの素材特性を引き出したショートロッドであるfenwickACES510CMJは、リップの水受けも感じ取れる程に高感度です。

 

今回仕掛けたエリアは、水温が上昇した午後3時頃。強い風が吹き、ホールドされ少し暖かい水が当たる岩盤。急深な岩盤エリアが多い津久井湖の中でも、少し緩めの傾斜岩盤2~3Mラインのフィーディングバスを狙いました。リズムは “2ライトトゥイッチ+若干のポーズ”。 静から動に移るタイミングでドスっと!ウィンターバスフィッシング最高の醍醐味を感じた瞬間でした。3本フックの一番フロント側が口に掛かっていたので、下からの突き上げ喰らいついて来たのだろうと想像するとゾクゾクしますし、思い出すだけでまた行きたくなってしまいます(笑)

 

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ウインターバスフィッシングは 【無】 が基本ではあるけれど、出れば体力があって果敢にアタックしてくるビッグバスの確立が高い時期。メモリアルな一本になること間違いなしです!そんなバスを求めて、冬のフィールドに出ませんか?!

 

Gooood バスフィッシング!

 

【タックルデータ】

fenwick ACES 510CMJ
KTF Tuned Reel
TORAY EXTHREAD type NS 16LB
115mmクラスジャークベイト

 


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