5月の終わりというのに朝の気温は9℃。薄いダウンを着用した。水温は11度。4時にスタートフィッシング。やや風があるがキャストに支障はない。解禁当初から比較するとかなり増水し、立ち込める位置が2~3m後ろになったので魚にコンタクトできる範囲が狭まった。風の条件が良くないと魚まで届かない。思いきりキャストしてカウント60からスタート。ファーストコンタクトは4時半過ぎにアベレージサイズ(54cm)がご挨拶。
続けて直ぐに2匹目(43cm)。快調なスタート。今日は爆釣デーか?と口元が緩む。ところが・・・、ここから迷走に入り込む。あたりが出せなくなった。角度を変えたり、立ち位置を変えたりウエイト違いのフライを試したり・・・。そんな中少しづつ西風が吹いてきた。ポツポツとモンカゲがでてきて最高の状況が整いつつある。次のコンタクトは7;50過ぎ。小振りなレイク (46cm)。いよいよ・・・かと思ったのもつかの間、突如西風が猛威を奮ってきた。直ぐに釣りができない状況まで悪化。
しばし強制休憩タイム。2回目の朝飯?を8時過ぎに食べた。コーヒーも飲んだ。が・・・風は一向に止む気配が無くむしろ荒れ狂ってきた。しばらく様子をみるも悪化するばかり。風裏に移動するかここに居座るか悩んだ。予報では風が西から東に逆転するはずだったので居座ることにした。
10時過ぎに少しだけ風が緩んだのでキャスト再開。すると直ぐに反応が。ベビーサイズ(38cm)。ヤマメだと大きいサイズなのにダブルハンドロツドと並べるとやけに小さい笑。
そして直ぐにドーンと重たい感触。首振り感が伝わってくる。この瞬間が引っ張りの魅力。しかし以外とあっさりと寄ってきた。それでも手前で何回かラインをもっていかれる。無事にランディングしたのは66cmのレイク。嬉しい一匹。
またしてもここで風が荒れ狂ってきた。風が無ければ爆釣タイムなのに・・・。モンカゲさんもこの風に困惑?しているようだ。
強風の中トライしてみるも全くノー感じ。ランチを済ませしばし昼寝。2時過ぎに風が少し緩んだのでキャスト再開。すぐに反応あり久し振りの感触。ベビーサイズの35cm。続いてまたドーンとヒット。今度の魚は大きそう。かけた瞬間からラインを持って行く。上がってきたのは62cmと先ほどより小さいが引きは格段に上だった。
続いて46cm。
連続ヒットが心地よい。程なくして風攻撃が始まり再び沈黙の時が続く。次のチャンスは5時30分過ぎ。風がようやく緩んできた。直ぐに反応があり小気味良い引きだ。何回かジャンプを繰り返しあがってきたのは47cmブラウン。
モンカゲもでてきてこれから爆発と思ったが引っ張りにはアタリなく何度もフローティングラインに替えようか迷ったが最後まで引っ張りたおし不発に終わる。
風に翻弄された一日。穏やかであればもっと・・・?モンカゲがでてくるとレイクも終盤戦。春蝉もせわしく鳴いていた。
つづく
【タックルデータ】
ロッド:Orvis クリアーウォーター12’6” #8、ユーフレックスJスイッチJSWT11108-4
STヘッド:SAアトランティック・サーモンショート・ダブルハンド#7/8 S3/S4、SAシューティングテーパーショートSTS-R450gr タイプⅤ
STライン:SAインターミディエイト・モノコア.025
リーダー:OH&Dシンキング11ft シングル1X
ティペット:アクロンフロロ2X
フライ:TMC708 #6 マラブーパターン・オリーブ/ブラック