2月中旬、多摩川に鯉釣りに行ってきました。今回行ったのは多摩川の中流域ですが、それこそ鯉は日本中いたるところに生息しあちこちでフライフィッシングの対象となっている、あるいは対象となり得る身近なターゲットです。
故西山徹さんが、つり人社さんからフライde鯉というビデオをリリースしたのが確か1995年。鯉のフライフィッシングが注目され、「多摩川ドラド」と表現されました。ビデオのパッケージにはスピードはスチールヘッド、トルクはキングサーモン、体躯はドラド!と表現されていたかと思います。
そんな魚が身近にいれば狙わない手はないと思います。事実あの引きで多くのフライマンを翻弄してきた鯉。また、引きが強いというだけでなく雑食性ですのでフィールドによって釣り方や有効なフライパターンなどもさまざまで楽しみ方も人それぞれ。今回はユスリカにライズを繰り返す鯉をユスリカピューパフライでねらってきました。時期によってはコカゲロウに同じようにライズするときもあり、ドライフライでライズ狙いの刺激的な釣りを楽しめます。
使うタックルは#5~#6。今回は2019年にリニューアルしたオービス・クリアウォーターシリーズでやってきました。詳細は下記のとおり。
ロッド:オービス・クリアウォーター905-4(9ft#5)
リール:オービス・ミラージュUSAII
ライン:SAアンプリチュードスムーズ インフィニティWF5-F
リーダー:スタンダードリーダー12ft5X+ミスティプラス5Xを3ft前後
フライは状況によってドライフライを使ったり、水面への反応が悪いようであれば沈めて底を転がし、鯉の鼻先へのアプローチを試みたりします。底をホジホジしているテイリングしている鯉を狙うのもこれまた楽しい釣りです。
ちょっとした空き時間の楽しみに、あるいはリールファイトの練習になんてのもいいかもしれませんね~。当日の釣りの様子の動画もぜひご覧ください!