8月下旬の夏休みを利用した北海道釣行、最初の3日間はそれぞれ楽しんだものの釣果的には今一つで終わってしまい、四日目は癒しを求めて西別川に行くことにした。西別川は過去に何回か6月の阿寒湖釣行に絡めて行ったことがあり、川一面に広がるバイカモの絨毯の美しい流れと、小さいながらも素直に釣れてくれる魚に楽しいひとときを味あわせてくれたからだ。
さて、本日は宿で朝食をとってからゆっくりとチェックアウトし、道東の広大な景色を楽しみながらドライブして西別川に向かう。今までは夜間や朝夕の薄暗い時間の移動が殆どだったので、あまり景色を楽しむ余裕も無かったが今日は西別川、ゆっくりと景色を楽しみながら釣り場に向かい、昼間の時間帯だけ少し釣りをすることとした。
美しい西別川の流れ
久しぶりに訪れた西別川は以前と変わらず緑の絨毯と透きとおった流れ、一切の人工物の無い美しい景色に、この中で釣りが出来るだけで幸せな気分に包まれる。釣果の方もヤマメについては丁度産卵期にあたるようで釣れてくるのは産卵に関係のない20cmに満たない幼魚のみだったが、イワナについては32cmを頭に尺前後も数匹混じり良い引きを味わうことができた。また、バイカモの切れ目が開けているところでは、あちこちに婚姻色に彩られたサクラマスが定位していたり、岸際を遡上していくサクラマスを見かけたりと、フィッシュウォッチングとしても楽しい時間を過ごすことができ、正味3時間程の釣りで十分満足し川を後にした。
いつきてもここのイワナは素直に出てきてくれる
バイカモに潜られながらも何とかキャッチした良型
透きとおった流れ、バイカモの緑の絨毯、素直な魚 ・・・これだけで十分
・・・但し、最後に退渓点を間違えて暫くの間林の中を彷徨い、強烈な藪こぎをしてやっと道路に出られた時は汗だくになってしまっていた。
本日のタックル
ロッド: OPCR373-3
リール:EVOTEC FW2-6(旧モデル)
ライン:オプティクリークライン OCRF-F WF3F
翌日は知床で渡船のカラフトマスに初挑戦!
其の三「知床の長い一日」に続く・・・
OGGY