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アンダーハンド釣行記

Fly Fishing社員ブログアンダーハンド釣行記 夏の北海道釣り三昧 其の四「思い立って〇〇川」

2010.10.05

夏の北海道釣り三昧 其の四「思い立って〇〇川」

「そうだ、あの川があったじゃないか。」前日までの日程で今回の北海道釣行の目的のアメマス・カラフトマス・オショロコマ、(予想外の)サケをキャッチした後、オホーツク海側の河川でニジマスを釣ろうと思っていた私は、その日の朝にまわった3つの川がいずれも増水、濁りで竿も出さずに諦めて、初日のアメマスの川にでも行こうかと網走から釧路方面に向かう国道を走っている時にふと目についた道路標識に思い立った。

そう、あの川とは阿寒川。道路標識の阿寒湖温泉の文字を見て思い出した訳だ。阿寒川ならば湖からの流れ出しなので、少しくらいの雨では濁らないだろう。数年ぶりの阿寒湖フィッシュランドで入漁券を買いながら状況を聞くと、やはり少しは水が多いが十分釣りになるとのこと。早速漁協の駐車場に停めて阿寒川で釣りをすることにした。

実は阿寒川でまともに釣りをするのは初めてで、以前モンカゲの時期に阿寒湖に来たときに一度だけ川にも行ったが、たまたま入ったポイントが渡渉するのが困難な流れだったのと、当時はC&R区間も無くチビニジマスが数匹見に来ただけで、30分も釣りをしないで西別川に移動してしまったからだ。
ということで、釣れるかどうかわからないが、まずは魚の様子を見ようと#6のスティミュレーターを結んで流れの手前の水没している枝の脇を流すこと数回、いきなり大きな頭が表れてフライを咥えてしまった。いきなりのヒットにあせったがこの魚は痩せていたのであまり走らず、何回か枝に巻かれかけたのをうまくかわしてキャッチしたのは42cmのニジマスだった。

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始めて直ぐのヒット

 

その後少し下流の清水川からの流れ込みに何匹も定位しているニジマスを発見。いずれも40cm~60cm位の良型で、流れ込んでいる水が冷たいので定位して涼んでいるようで、やる気が無くドライには全く反応しない。そこでニンフで何度も目の前を流すとポツポツとヒットして、ここでは数匹キャッチすることができた。

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一匹目は手前の枝の際
その先の左側に何匹も定位していた流れ込み
さらに右のカーブの先では・・・。

それから再びスティミュレーターに変えてさらに下流を狙うと、急に反応が良くなって、何匹もアタックしてくる。中には激しい水しぶきをあげてフライに襲いかかり、そのままフッキングしてジャンプ3回、上流に下流にと走った挙句木の枝に潜ってバレてしまう強烈な魚もいて、結構な数のニジマスのファイトを楽しむことが出来た。

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放流魚と思ってなめてはいけない。

予定していた川がだめで急きょ入った阿寒川だったが、こんなに楽しめるとは思わなかった。ビッグなドライフライに次々とヒットするたびに「阿寒川サイコー!」と心の中で叫び、昼過ぎに始めた釣りはイブニング前に十分満足して納竿したのだった。

本日のタックル
ロッド:OPST590-4
リール:EVOTEC FW2-6(旧モデル)
ライン:オプティストリームライン OSWF-F WF5F

翌日は初日の上りアメマスの川を再挑戦。リベンジなるか?
其の五「まさかの・・・」に続く

OGGY


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