6月5日(日)
この週の土曜日は仕事だったので、日曜日の早朝にまたまた中禅寺湖の山側を歩いていた。今回は前回よりもさらに先のポイントをチェックしようと暗いうちから1時間以上歩いて某有名ポイントの先端に入ることができた。準備をしているといきなり岸近くでライズを発見。何だかわからないが水面に落ちている虫らしきものを食っていたようなのでドライで始めたが何も起こらない。そこでストリーマーの引っ張りに変えて一投目、リトリーブしている途中にいきなり足元の駆け上がり沿いで何かがワカサギの群れにアタックするボイルが起こった。急いでそちらに投げ直そうとリトリーブを速めそろそろピックアップしようかという所でラインから魚の手ごたえが伝わった。
先週と同じような底に突っ込むようなファイトに予想通りに上がってきたのは、少し小振りな39cmのレイクトラウトだった。
「小振りながら朝一に釣れて一安心」
その後はそのポイントで昼過ぎまで粘ったが、昼前にホンマスを一つバラシてしまっただけで、午後になると魚っ気が少なくなったので先週のポイントに再び移動した。
先週何匹も岸際のワカサギにアタックする魚が見られたこのポイントも、この日はワカサギは多いが先週のようにアタックする魚は見られない。さらに入った時は先行者が一人いたが、その人も直ぐに移動してしまい今日は魚っ気が少ないのかなと弱気になった頃、手元に確かな手ごたえが伝わった。
すでにおなじみとなってきた底に突っ込むような引きに再びレイクトラウトと確信しつつ、水中で光った魚体は少し大きく見えたので無理をしないでファイトする。GASS6120-4が結構大きくしなっているが、まだ余裕を持ってファイトできる状態なので、まあ40cm台後半か?できれば50cmあれば嬉しいなと思いつつ寄せてくると、上がってきた魚は思ったよりデカイ!
予想以上の大きさにネットに入れるよりもそのまま岸にずり上げた方が安心と、タイミングを見て岸にずり上げたのは64cmの立派なレイクトラウトだった。
「まさかこんなのが釣れるとは!」
「迫力ある顔つき」
「幅広の魚体」
「ヒレも完璧」
この日はこの魚を釣った直後に雷鳴が聞こえてきて急いで撤収。再び1時間以上歩いて駐車場に戻る頃には激しい雷雨となっていたが、思いがけない大物のキャッチに足取り軽く疲れも忘れて帰ることができた。
・・・6月第2週以降に続く。
タックルデータ
ロッド:LOOP GASS6120-4
リール:ダニエルソンL5W・6-9
ライン:LOOP オプティアダプテッドダブルOATH6-7S2+ADT6-7S3
リーダー:AKRONフロロハイエナジーリーダー2X 12ft+ フロロステルスティペット3X 40cm
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