3月に訪れた養沢に4月1日に再度行くことができた。製品のテストがメインの釣りで、この日も前回同様かなり渇水気味だった。鱒たちは神経質となり、受付での話では多くのフライマンが苦戦していたようだ。
ただ季節は確実に進んでいて、梅やサクラが咲き、メイフライが舞い、テレストリアルが動き始めていた。渇水気味とはいえ、鱒たちの活性は前回より明らかによくなっている!
GASS288にオプティクリークリール+OH&DヤマメWF3FというタックルにOH&Dシングル11ft6X+ティペット7Xを約90cmつないで釣った。ヨラン・アンダーソンシグネイチャーのシングル2番は渓流釣りにぴったりで気に入っている。ラインはオプティストリームの2番がマッチするが現在手に入らないのでヘッド重量がほぼ同じ、ヤマメの3番というわけだ。
朝一、まずは堰堤上21というポイントから入ることにした。浅いポイントには魚がほとんどいなかったが、少し深さがあればヤマメ、ニジマスがたくさん見える。オーバーヘッドでフライをソフトプレゼンテーションすると魚は確実に出てきた。シグネイチャー2番は何度も何度も曲げられた。シグネイチャーロッドはキャスト時、ファイト時にロッドが100%機能するように設計されている。ループをコントロールし、ファイトでは深く曲がり魚をいなす。単純に硬い、柔らかいという表現で説明できない。
さてしばらく釣り上がると大きなプールがあった。ここではクロスに投げようとするとバックがないのでアンダーハンドを使った。この日はオーバーヘッド9割、アンダーハンド1割という感じだった。
フライはTMC531に巻いたパラシュートとTMC2488ビーズヘッドニンフを多用した。フライはバーブレスが規則になっている。
養沢は魚がたくさんいるので、この日数十尾を釣ることができた。魚を驚かせないように身を隠し、ソフトプレゼンテーションすれば確実に魚は反応してくれた。
だんだんといい季節になってきました!
近藤記