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アンダーハンド釣行記

Fly Fishing社員ブログアンダーハンド釣行記 少し苦戦した日光湯川ブルック

2015.08.03

少し苦戦した日光湯川ブルック

7月の下旬に日光湯川を目指した。昨年来、この川の面白さに気づき、時間があれば行きたいと思っていた。向かう途中、鹿に出会えた。

 

湯川鹿

 

到着すると、湯川は増水気味で、流れが速く、朝一ドライを流すが反応が薄い。そこで#16くらいの小型のニンフを流すと20cmから25cmがバラシも含めて連発した。ドライに出にくいもう一つの要因として毎日多くの人が入るからスレているとも考えられる。しかし湯川は魚が多く、自然の中で釣りができてすばらしい。倒木のコケも絵になるし本当にいい釣場だ。

 

湯川倒木

 

さて9時くらいになり、釣り下り、お気に入りのポイントで泡の巻きを2周させると40弱のニジマスが掛かった。GASS288がグリップから曲がって本当にひやひやした。

 

バグパラ108#12

 

さらに釣り下り、よさそうなポイントを釣っていると、真正面に修学旅行らしき小学生が20名ほど立ち止ってこちらを見ている。「釣りしてる」と誰かが言った。内心「まずい」と思った。思い出の旅行を少しでもよいものに演出しなければと思った。おそらく彼らは20秒で釣れなければ行ってしまうだろう。すかさず、TMC108SP-BL#12に巻いたバグパラ108を倒木脇ギリギリにドリフトすると“チュプッ”っと吸い込まれた。掛かった!

 

9寸ほどのブルックがGASS288を曲げている。しばらくやり取りした後、無事にランディング。小学生たちは盛り上がって拍手してくれた。こちらも手を振り、何とか釣れてよかったと安堵した。

 

湯川9寸ブルック

 

その後もいくつかの魚を手にして、楽しい時間が過ごせた。しかし魚がスレていたので釣りは面白かった。フライそのものを吟味し、ティペットを細くするなどの対処が必要になる。さらにドリフトが大事になってくる。フライとティペットは単純に交換すればOKだが、ドリフトは技術となる。長いトレーニングが必要な部分だ。

 

ストーンフライ

 

【当日のタックル】
ロッド:GASS288
リール:オプティクリーク
ライン:OH&D・WF3F
リーダー:ループトラウトリーダー9ft6X
ティペット:アクロンミスティプラス5X~7X

 

 

近藤記


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