Fly Fishing記事 | ティムコ

アンダーハンド釣行記

2018.06.01

上向き調子の朱鞠内湖

今年も5月の最終週に朱鞠内湖に行ってきた。今回は24日(木)~28日(月)の4泊5日で、今までの5月の朱鞠内湖釣行よりもさらに1日長い日程だ。但し、前の週までは強い濁りと早い時期からの満水という厳しい状況で、岸からのフライではあまり釣れていないとのことだった。やっと私が行く直前から少し濁りがとれてきたという話だが、昨年の秋も強い濁りに苦戦を強いられたので、今回は果たして釣れるのかという不安を抱えつつの釣行となった。

 

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初日は昼からの釣りだったが、湖の奥の方のポイントに渡船。心配した濁りもさほど強くなく股下まで立ち込んだ時にブーツがうっすらと見える程度。例年のこの時期の少し濁りのある年と変わらない程度だったので、これならば釣れるでしょうとやる気になってキャストを始めると、開始30分程でいきなりヒット。ファイト中に手前の水没しているブッシュにリーダーが絡んで冷や冷やしたが、何とか無事ネットインしたのは51cmと少し小振りだが本命のイトウだった。

 

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開始直ぐに最初の魚をキャッチ出来たので安心して釣りを再開すると、その1時間後とさらに1時間後位にもそれぞれイトウがヒット。結局初日の昼からでイトウを3本とサクラマスとウグイを1本ずつキャッチでき、心配が杞憂に終わった。

 

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二日目からも毎日違うポイントに渡船したが、四日目までは毎日イトウを1本ずつキャッチとバラシも1本ずつとどこでもイトウの反応はあった。但し、最終日は初めて渡った小さい島で、いい風が吹いていて期待したが釣れたのはアメマス2本のみで、この日はイトウを釣ることはできなかった。とはいっても前の週までの非常に厳しいという状況からは完全に上向き調子で、どのポイントでもワカサギが接岸していたので例年並みになってきていたと思う。

 

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結局今回の釣行では66cmが最大で大きいイトウは釣れなかったが、滞在中にルアーでメーターオーバーが釣れたという話もあり、タイミングと場所次第ではいいサイズが釣れてもおかしくない状況だった。但し、まだウグイの産卵が始まっていなかったことと、小魚が追われているボイルを見る回数が少なかったこと、残雪の量がいつものこの時期よりは多かったようなので、今年は季節の進みが1週間から10日位遅れているような気がした。これから爆発する時があるのではないかと思いながら、夏か秋の次回の釣行をいつにしようか考えながら帰りの飛行機に乗るのだった。

 

 

 

【タックルデータ】

ロッド:LOOP GASSダブル 8116-4 パワーラックス
リール:LOOP エヴォテック G4 HD9-13 リール オレンジ
ライン:SA STダブルOH&D チェンジST29G/8S S1/S2 バット側18cmカット
リーダー:TIEMCO OH&Dシンキングリーダー ダブル 14FT 01Xまたは02Xをティップ側とバット側それぞれ30cmカット。
フライはいつものTMC202SP#2にキールに巻いたフラッシュストリーマー

 

OGGY

 

 


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