Fly Fishing記事 | ティムコ

アンダーハンド釣行記

2018.07.04

6月最後の中禅寺湖

6月前半は3日(日)と9日(土)、17日(日)に中禅寺湖に行ってきた。3日と9日はシケイダーフライでブラウンやニジマスをキャッチし、どうしても水面に出ないブラウンはコンブランナーでキャッチしたが、風で水面が波立って水中が見づらかったり、入りたいポイントに先行者がいて入れなかったりした。

 

さらに17日は梅雨寒の冷たい風で水面に反応が悪く、一度だけシケイダーフライにいいブラウンが出たがフッキングせずアブレてしまった。そのため、いまひとつ6月のサイトフィッシングをやり切れていない感じだったので、梅雨が明けた30日(土)にも再び中禅寺湖に行ってきた。

 

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さすがにハルゼミのシーズンも殆ど終わりで梅雨明けしたこともあって、天気のいい土曜日というのに釣り人が少なく、有名ポイントの一番の場所以外は殆ど誰もいない状況。朝は風も無風で太陽も顔を出して透明度の上がった夏の雰囲気の水中がくっきりと見えた。とはいっても6月前半と比べると岸沿いの浅場を回遊しているブラウンの数は大分減っていて、さらに連日攻められているようで、最初に見つけたブラウンは少しフライを追っただけで警戒して逃げていってしまった。

 

次に入ったポイントでは、木の下でライズをしているブラウンを発見。何か小さい虫を喰っているようだったので、3Xティペットを付け足して黒のフォームビートルをキャストすると一発でヒット。水中に沈んでいる枝に巻かれないように注意しながら何とかキャッチすることができた。

 

photo2

 

 

その後は、それぞれ別の場所で岸際の浅場を回遊しているブラウンを計3匹見かけた。うち1匹はフォームビートルで出たもののフライを喰いきらず、もう1匹はフライを見ると逃げていってしまったが、運よく1匹が4Xティペットを足して結んだ黒のエルクヘアカディスに素直にヒット。沖に向かってラインを何度も引き出す走りを見せるコンディションのいい魚だった。

 

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この日は昼近くになってうす曇となり、風も出てきてサイトフィッシングがしづらくなったので12時過ぎに早上がり。まだ渋滞が始まっていない道路を気持ちよく走って、6月最後の中禅寺湖釣行を楽しく終えることが出来た。

 

今年は梅雨明けが早かったので、岸際の浅場を回遊しているブラウンがあとどれくらいまで見られるか分からないが、例年7月前半はブラウンが泳いでいるのを見つけてのサイトフィッシングができる。さらにその後も岬周りの駆け上がりの深場をシンキングラインで引っ張ったり、水面近くを回遊してくるニジマスをドライで狙ったりすれば真夏でもチャンスはあるので、再び7月や8月にも行ってみようと思う。

 

 

【タックルデータ】
ロッド:LOOPクロスS1シングルCRO896-4MF
リール: LOOP エヴォテック G4 LW7-9 グリーン
ライン: SA OH&D シングル WF8F
リーダー:TIEMCO OH&Dリーダー シングル 11FT 1X
+ミスティープラスティペット2X~3X時には4Xを30cm位ずつ
フライ:黒のフォームビートル#10や黒のエルクヘアカディス#12

 

OGGY

 


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