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アンダーハンド釣行記

Fly Fishing社員ブログアンダーハンド釣行記 秋のボートフィッシング・ナブラに遭遇

2018.10.15

秋のボートフィッシング・ナブラに遭遇

10月上旬に毎年楽しみにしているボートシーバスフィッシングに行ってきた。前もってボートを予約してもらっていたので、その日までに毎日フライを巻いたり、リールのラインを巻き変えたりして準備を入念にした。昨年の秋、最後の釣行では海が澄み切っていてシーバスが釣れずに、最後にナブラに遭遇するも小さなシラスフライを持っていなかったため(たぶんイナダ)何も掛からなかった。

 

kondo_shirasufly

 

海の釣りはわからないことが多い。今年もそのようなことがあると思ってTMC811S #6に自分なりのシンプルなシラスフライを巻いて数個フライボックスに入れておいた。

 

kondo_shirasu

 

早朝出船し、最初のポイントに着くとナブラに遭遇。しかし狙いはシーバスと決めてパスしてシーバスを狙うも、とても小さな魚がフローティングミノーに反応しただけで一向にシーバスのアタックはない。ひとしきり攻めた後にナブラに向かい青物狙いに変更。

 

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青物が盛んに小魚を追っているとてもエキサイティングな場面。実際に出会おうと思ってもタイミング次第で難しく、遭遇できればラッキー。エヴォテックG4 LW7-9 ブルーからOH&DシングルWF7Fを引き出し、準備しておいたシラスフライを結んだ。ナブラに向けてクイックにアンダーハンドとオーバーヘッドを駆使して投げる。初めてWF7Fを使ったがガイドにまとわりつくこともなく、水切れがよく海でもかなり使いやすい。

 

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数投でグンッとフッキング!魚はリールを逆転させ、しばらくするとキャプテンがランディングしてくれた。魚の正体はソウダガツオだった。

 

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淡水魚にはない独特のシェイプ。引きの強さ。その後もナブラは次々と発生し、そのたびにソウダガツオが掛かって十分に釣りを楽しんだ。作っていったフライはかなり効果的だった。

 

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海で釣りをする場合、魚がとても小さなベイトを食べていることがよくある。淡水の魚がミッジにライズするように、海でもとても小さいフライが必要なことがあるのでシラスフライは必ずフライボックスに入れておいたほうがいいと思った。

 

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近藤記

 

 


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