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アンダーハンド釣行記

Fly Fishing社員ブログアンダーハンド釣行記 鮭稚魚パターンで島牧の海アメ

2019.04.25

鮭稚魚パターンで島牧の海アメ

4月中旬に北海道寿都のコテージに宿泊して海アメ釣りに行ってきた。今年は寿都を拠点に島牧界隈を釣る旅となった。先に寿都入りしたオギーさん達は3日の釣り、こちらはスケジュールの都合で途中参加の1日半の釣りだった。

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札幌で仕事を終わらせ、会社のT君とレンタカーを借りて寿都を目指し、途中オギーさん達に連絡を入れると状況はよいわけではないが、大型混じりで海アメが釣れたとのことだった。夕方コテージに着くとまるで海外の釣場にあるような木のコテージで快適さにびっくりしてしまった。翌朝、目が覚めると天気は悪く、午前中だけ釣りをして午後はコテージに戻る予定で出掛けた。いくつかポイントを見た後に鮭稚魚のいるというポイントに行ってみると、そこは自分では全く気付かないようなポイントだった。

 

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早速準備してきた鮭稚魚フライを結ぶ。今回はTMC9394#6に巻いたウミアメドリフターというパターン(販売しているフライは#8のみ)。鮭稚魚は表層を弱々しく泳いでいるので、それを演出するためにリーダーをピーンと伸ばしてソフトプレゼンテーションして障害物際をリトリーブした。さっそく、背びれを出して大型のウミアメがフライに襲い掛かり、ものすごい力でファイトが始まった。エヴォテックキャスト8132は根元から曲がり0Xのティペットが心配になった。長いファイトの末にランディングすると立派なウミアメだったが、写真を撮ろうと浅瀬に誘導してオギーさんの足元で休ませていたところ、フックが外れてするすると逃げて行ってしまった(笑)

 

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気を取り直しキャストしなおすと、今度は水中で魚がフライに掛かって暴れているのが見えたが次の瞬間、ふっと軽くなった。結び直したティペットが抜けたのだった。ニッケルフィニッシュのフックは滑りやすいのを忘れていた。なかなかのサイズだった。(驚いたことに翌日オギーさんによってこの魚はランディングされ、自分のフライは無事に回収された。サイズは70cmにわずかに足りない大きさだった)。

 

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またも気を取り直して少し離れたポイントで釣りをするとウミアメドリフターに大型海アメが襲い掛かる。フッキングの直後、水面が爆発してまたもロッドが満月に曲がる。普段根の近くの深みにいることの多い海アメはベイトがいなければタイプS2/S3やS3/S4で探ることが多く、沈めるとドーンと掛かってくることが多いが、今回は鮭稚魚を意識していたため水面直下のフライ(ラインはS1/S2を使用していたがフローティングでも出ただろう)に飛び出してきたと思う。

 

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その後、磯まわりで数尾釣り、翌日は天気が荒れて釣りができずに結局1日だけの釣りだったが思い出に残る釣りだった。

 

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【タックルデータ】

ロッド:エヴォテックキャスト8132-4MF
リール:ループQリール7-9
ライン:OH&DチェンジャブルST29g/8番 シンクS1/S2+028ST+ランニングライン
リーダー:OH&Dシンキング14ftダブル0X+シンキングナイロンティペット0X 70cm

 

近藤記

 

 


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