Fly Fishing記事 | ティムコ

アンダーハンド釣行記

2019.08.06

2019真夏の中禅寺湖

私の2分割夏休み前半の初日、先週の水曜日(7月31日)に中禅寺湖に行ってきた。

 

7月は3連休初日の13日(土)にも中禅寺湖に行ってきたが、その時はまだ梅雨の真っただ中。岸沿いを泳いでいるブラウンをドライで狙い4回出たがフッキングせず、そこで深場をタイプ3/4で沈めての引っ張りで小振りなレイク2匹とコンディションのいいブラウン1匹をキャッチしたが、その時はまだ夏のパターンにはなりきっていない感じだった。しかし、今回は梅雨明けして表面水温は24度と真夏の水温だったので、回遊してくるニジマスが見えなければタイプ3/4でしっかり沈め、ブラウン狙いの引っ張りを徹底するつもりだった。

 

photo1

 

暗いうちから歩きだして最初のポイントに着いたのは5時過ぎ。殆ど無風でライズもなく、ドライで狙ってもむなしく、引っ張ってもノー感じだったので2時間程で見切りをつけてポイント移動。次のポイントでは暫くすると風が出てきて、あまり大きい感じではないがヒット。小気味よい引きを味わいながらネットインしたのは小振りだが狙い通りのブラウンだった。

 

photo2

 

その後、いい風がしばらく続いたが当たりが続かなかったので、再び2時間ほどで最初のポイントに移動。ここでもいい風が吹いていたがノーバイトだったので、昼過ぎにさらに別のポイントに移動。今度のポイントは今まで真夏にやったことは無いが、前回(7月13日)にレイク1匹といいブラウンをキャッチし、他にも足元を泳いでいるブラウンを2匹見かけたので、真夏でも釣れるかもしれないと、当たりが無くても夕方のいい時間まで半日しっかりやってみるつもりだった。

 

すると、何度もの根掛かりに悩まされながらも、しっかり沈めて引っ張っていると、変な引きと共に根掛かっていた重いスプーン2個がリーダーに引っかかって上がってきたその先、自分のフライに30cmにも満たないが小さいブラウンが掛かっていた。

 

とりあえずこのポイントで真夏でも釣れることが分かって安心し、さらに引っ張り続けると、17時過ぎ位から沖目で小魚を追っているボイルが起きた。追っているのは1匹のようで広い範囲を泳ぎながら小魚を追っているのは、遠目に見てもあきらかに良型。キャスト範囲に2回ほどやってきたが、タイミングが合わなかったようでヒットしなかったが、代わりにしっかり沈めて引っ張っていたフライに何かがヒット。今度は小さくはないサイズのようで、いい引きを味わいながらもばらさないように一気にネットインしたのは太くて元気のいいブラウンだった。

 

photo3

 

その後は時々少し沖でライズがあったり、届かない範囲で先ほどの小魚を追っているボイルがあったりしたが、沈めて引っ張っているフライには反応が無かったので、暗くなる前に早めに撤収して駐車場に戻った。

 

この日は真夏の平日ということもあって、山側では私以外の岸釣りの人は一人も見かけず、ボートからの釣り人も数組しか見かけなかった。そのため6月位までは絶対に入れないような1級ポイントも入り放題。下界は猛暑日のようだったがこちらは快適な涼しさの中、貸し切りの中禅寺湖で一日自分の釣りを楽しめたのだった。

 

これからも8月~9月半ばの禁漁まで回遊してくるニジマスをドライで狙ったり、回遊が見られなければしっかり沈めて引っ張りでブラウンを狙ったり、一日やれば少なくとも1~2匹、活性が高い日に当たれば5匹位は釣れるチャンスがあると思う。勿論自然相手なのでアブレてしまう時もあるが、興味のある人は挑戦してみてはいかがだろうか。

 

 

【タックルデータ】

ロッド:LOOP GASSダブル 6122-4 パワーラックス
リール:LOOP エヴォテック G4 LW6-8リール オレンジ
ライン:SA STダブルOH&D チェンジST23G/6S S3/S4
リーダー:TIEMCO OH&Dシンキングリーダー ダブル 14FT 1X
フライ:TMC708#8に巻いたいつものフラッシュストリーマー

 

OGGY

 


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