Fly Fishing記事 | ティムコ

アンダーハンド釣行記

2019.11.18

晩秋の朱鞠内湖

前回の朱鞠内湖釣行から1週間後の11月2日(土)~5日(火)に再び朱鞠内湖に行ってきた。前の週はこの時期にしては非常に暖かく紅葉も見ごろだったが、この1週間で気温も下がり天気が荒れた日もあったようで、すっかり落葉して晩秋の様相を呈していたのだった。

 

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初日と二日目は西寄りの風がやや強く吹く予報だったので、初日はいつも南から西の風が強い時にいい魚を釣っているポイントに渡船。予報通りのいい風が吹いていて直ぐにでも引っ張りでイトウが釣れそうだったが、メインの岬周りを二流しほどしても当たりが無かった。

 

この日は3連休の初日ということもあって、行きの飛行機が羽田空港の混雑で30分以上出発が遅れ、朱鞠内湖で釣りが開始できたのは12時半位。帰りの船が来るまで4時間程しか無いため、このまま岬周りで引っ張りを続けていても、イトウの回遊してくるタイミングに当たらない可能性があると思い。二つある流れ込みに付いているかもしれないイトウを狙いに、シングルハンドでドラワカを付けたタックルに変更して流れ込みに向かった。

 

すると、最初の流れ込みでは魚の影も見えずドラワカにも反応が無かったが、奥にあるもう一つの流れ込みでドラワカにイトウが飛び出してきた。残念ながらフッキングには至らなかったが、これで魚がいると確信し、最初の流れ込みに戻ってもう一度静かに狙いなおすこととした。すると対岸にブッシュがあるかなり狭いポイントでキャストしたドラワカに大きな影が近づきそっと銜えた。しっかりとフッキングも決まり、ヒットしたのが至近距離だったので一気に寄せてネットインしたのは、少し痩せてはいるが70cm以上ある十分なサイズのイトウだった。

 

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翌日は前の週にも渡ったポイントに渡船。ここはガレ場の斜面と幾つかある小さな入り江、その入り江の奥にある小さな流れ込みと変化に富んでいて、前の週にはあちこちでイトウの姿が見えたポイントだ。この日は風が当たっていたのでサイトフィッシングは難しかったが、前回魚を見かけていたエリアを中心に狙うと、朝のうちにサクラマスとアメマスが釣れた後、小さなワンドの奥の岸ぎりぎり水深20~30cmの所で狙い通りのヒット。しかし、掛かって直ぐに沖に向かい重量感は十分だが首を振る感触が無いので、何か変だと思ったら背中へのスレだった。

 

この日はその後、前回大きなイトウをキャッチした入江の奥の流れ込みをチェックすると、濁っていて見えにくいが一番奥の浅場に尾びれの一部を水面に出しているイトウを発見。バスバグのマウスフライで狙ってみると、追いかけてきて20cm位まで近づいたが残念ながらUターンしてしまった。さらに夕方、別の入り江で良型のイトウがヒットしたが、掛かりが浅かったようで直ぐに水面で首を振ってばれてしまった。

 

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三日目は風が弱い予報だったので、久しぶりの島に渡船。この島は小振りで簡単に一周できるので、どの風向きでも何とかなる場合が多い。予報どおり風はあまり吹かず、水面が鏡になっている時間も多くかった。そのため、朝アメマスが釣れただけで午前中はイトウの反応が無かったが、雨が降ったり、霙が降ったり、晴れ間が出たりと目まぐるしく天気が変わるので、どこかで食い気が出る時が来ると期待して引っ張り続ける。

 

すると、昼過ぎにそれまでの西よりの風から北東の風に変わった直後に待望のヒット。大きくは無いが元気なイトウをキャッチすることが出来た。さらに夕方、フッキングはしなかったが当たりとともに水面に大きな波紋が出たのでイトウのバイトだったようだ。このように渋い日でも必ず一度か二度はチャンスが来るものだ。翌日の最終日も風が弱い予報だったので、前回の最終日に入った大きな流れ込みのポイントに渡船し、バスバグやドラワカで狙うこととした。

 

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最終日に入ったポイントは、一週間のうちに20~30cm水位が上がっていたようで、前回よりも水に入ってポイントに近づかなければならなかった。そこで出来るだけ静かにシングルハンドでマウスフライを付けてキャストを繰り返したが、反応は無く魚影も見えない。それではと、今度はドラワカに変えてもう一度同じエリアを攻めると、2匹のイトウがアタックしてきたが残念ながらフッキングしなかった。

 

その後、時間を空けて再びバスバグやドラワカで攻めるも反応が無い。昼近くになり14時に帰りの船が迎えに来るので、何とかその前に一匹と、ドラワカのタックルのままフライをいつものフラッシュストリーマーに変え、フローティングラインなので20秒程沈めて浮き上がらないようにゆっくりリトリーブするとあっさりとヒット。70cm弱のイトウをキャッチすることが出来た。さらにその後直ぐに、一回り小さかったが元気のいいイトウを追加することができた。

 

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今回の朱鞠内湖も毎日イトウの反応があって、初めてドラワカでもキャッチしたり、ヒットはしなかったがバスバグを追ってきたりと、十分楽しめる釣行となった。また、前回・今回とバスバグを投げる為に「マスタリー アンプリチュードスムーズ タイタンロング」を試してみたが、水温が10度を下回り朝に霜が降りる状況でもしなやかで固くならず、もちろん大きなバスバグを投げるのにも十分なパワーがあったので使い勝手が良かった。ドラワカまでならばいつものOH&D WFシングルハンドラインで静かに狙うのも効果的だが、バスバグまで使うときはこちらのラインも使いやすく、来年の春もドラワカやバスバグでイトウを狙ってみようと思うのだった。

 

 

【タックルデータ】

(ドラワカ&バスバグ用)
ロッド:LOOPクロスS1シングルCRO896-4MF
リール: LOOP エヴォテック G4 LW7-9 ブルー
ライン: マスタリー アンプリチュードスムーズ タイタンロング WF8F
リーダー:TIEMCO OH&Dリーダー シングル 11FT 02X
(バット側を20cm、ティップ側を40cmカット)
フライ:ドラワカや各種バスバグ

(引っ張り用)
ロッド:LOOP GASSダブル 8116-4 パワーラックス
リール:L LOOPリール オプティジャイアOGY BK リール
ライン:SA STダブルOH&D チェンジST29G/8S S1/S2 バット側18cmカット
リーダー:TIEMCO OH&Dリーダー ダブル 14FT 02Xをティップ側とバット側それぞれ20cmカット。
フライはいつものTMC202SP#2にキールに巻いたフラッシュストリーマー

 

OGGY

 


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