Fly Fishing記事 | ティムコ

アンダーハンド釣行記

2021.12.16

ユーロニンフで尺ヤマメ

9月末禁漁前、桂川にヤマメ、ニジマスを狙いに行った。釣行前にユーロニンフをたくさん巻いて秋の大型魚が釣れたらと考えていた。TMC413Jの#14をメインにTMCタングステンビーズのLを装着してフライボックスを埋めていった。

 

ユーロニンフ

 

当日、川に着いて同行のE君と橋の上から覗くと、恐怖を感じる水量。様々な要因で、川は濁っていないものの大増水していた。それでもせっかく来たのだからと、長い坂を下りてたどり着いたポイントで何とか釣りを始めた。Qロッド3106にオプティドライフライをセットして、たくさん巻いてきた#14タングステンLのニンフを流すも、流れが強すぎてしっかり深いところを流せない。

 

桂川

 

実際の現場では家で準備していたフライがマッチしないということはよくある。同行のE君は手慣れたものでバラしもあったものの桂川の百戦錬磨のヤマメとニジマスを上流でヒットさせて下ってきた。水量があまりにも多いということでもっと上流に行きましょうということになり移動。しかし上流もかなりの水量で10.6ftのロッドでもっと遠くを探ろうと前に出ようとするも、流されそうで踏みとどまって後退の繰り返し。やっと小さなニジマスが反応してくれた。

 

フライボックスに#12タングステンXLのフライがいくつかあったのでそれを激流のわきの少し落ち着いた流れにアップ気味で入れるとツツツツッと今度はいいアタリ。軽く合わせるとなかなかのサイズが下流に下っていく。流れが強いのでバレる確率はかなり高いと思った。しかし予想外にロッドはしなやかで魚を寄せてくれた。ファイトがローリングなので途中、ニジマスではなくヤマメだと気づいた。下流にいるE君にランディングをお願いしてネットに収まったのはなんと幸運なことに37cmのヤマメ。

 

ヤマメ測定

 

小さいニジマス2尾で釣りが終わる予定が最後は尺ヤマメと、とてもいい釣行となった。水が多かったことで大型ヤマメも警戒心が緩んでいたような気がした。

 

尺ヤマメ

 

【当日のタックル】

ロッド:LOOP Qロッド3106
リール:LOOP オプティドライフライ
ライン:SAユーロニンフキット
ティペット:フロロティペット5X

 

近藤記

 


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