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アンダーハンド釣行記

Fly Fishing社員ブログアンダーハンド釣行記 松前のサクラは咲いたけど

2022.05.06

松前のサクラは咲いたけど

4月22日(金)~24日(日)に北海道の松前に行ってきた。松前は小甲さんに案内して頂いて近藤さんと一緒に初めて訪れたのが2004年。それから毎年4月の終わりに行っていたが、近年は以前のように海藻が生い茂ってその際でサクラやアメマスがディンプルライズをする光景が見られず、3年前は試しに寿都・島牧に変更していた。その後一昨年、去年と緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が発令されていて諦めざるを得なかったので、4年ぶりの釣行となった訳だ。

 

久しぶりの松前釣行にフライを巻き足したりラインを巻き替えたりと準備は万全だったが、直前の天気予報では初日の夕方から風が強くなり、メインの二日目は強風の大荒れ、最終日も風がのこりそうと最悪の状況。遠征は天候を選べないので仕方がないが、下手をすると全く釣りができない可能性も出てきた。

 

心配しながらレンタカーで松前方面に向かう道中は曇ってはいるが風も弱く穏やかな様子。とはいっても白神岬を回り込むと突然大荒れということが良くあるので、疑いながら目的地に近づくと意外と海は穏やかでこれならば今日は釣りが出来そうだ。

 

photo1

 

車窓から見た海は穏やかだったが釣り場に立つと、多少のうねりがあって入りたい磯場は時々波をかぶっている様子で、一部にしか立てずに狙いたい大部分のポイントは諦めるしかなかった。しかし、多少荒れていたときの方が魚は動いていると期待してキャストを繰り返すと待望のヒット。中型のアメマスのようだが、寄せてくると途中でばれてしまった。

 

さらに、その後うねりが段々と強くなってきたので磯場は危ないと浜の方に移動しつつキャストを繰り返したが、ホッケ2匹が釣れただけで本命のサクラマスやアメマスの姿は見えない。いっそううねりが強くなってきて夕マズメには少し早いが諦めて宿に向かおうと思った時、隣の浜が少し気になって少しだけやってみることにした。

 

こちらの浜はワンドの内側にあった先ほどまでの場所と違って、外海に面しているのでさらにうねりがあったがまだ何とか釣りができるレベルで、キャストを始めると直ぐに魚の感触がありアメマスがヒット。アベレージサイズではあるが久しぶりの海アメをキャッチすることができ、気持ちよく宿に向かうことなった。

 

photo2

 

翌日は予報通りの西風強風の大荒れ。小甲さんから教えてもらった風裏の港に入ったが、うねりは無くても強風に岩場でよろけて危ないので一時間弱で撤収。諦めてドライブ&松前公園の桜を見る観光の一日となった。

 

photo3

 

さらにその翌日の最終日も、前日よりは風やうねりが弱まったが、浜は前日の大荒れで千切れた海藻が沢山漂っていて釣りにならず、磯場もうねりが強く一か所くらいしか立てる場所が無いため一時間も経たずに諦めて撤収とした。

 

photo4

 

この日も風はあったが天気はいいので帰りの飛行機の時間までドライブ。結局二泊三日でまともに釣りをしたのは初日の午後4時間半ほどで、後はドライブと観光の旅となった。サクラマスは一度も見かけなかったけど、初めて松前公園のサクラを見たし、こんな状況でもアメマスは応えてくれて何とか釣れてくれたし、たまにはこんな観光メインの釣行もあってもいいのかな。とはいっても、次回来るときは穏やかな日に当たるようにと思いながら帰りの飛行機に乗るのだった。

 

 

【タックルデータ】

ロッド:LOOP GASSダブル 8116-4 パワーラックス
リール:LOOPリール オプティジャイアOGY BK リール
ライン:SA STダブルOH&D チェンジST29G/8S S2/S3
リーダー:TIEMCO フロロリーダー ハイエナジー 12FT 0X
フライはTMC9394#6にサボテンシェニールでボディを巻いたサケ稚魚フライやTMC708#8に巻いたいつものフラッシュストリーマー

 

OGGY

 


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