5月下旬に動画の撮影を兼ねて日光湯川に行ってきた。事前の情報でクロカワゲラがたくさん出ていると聞いていたので、ドライ、ウェット、ニンフのパターンを用意した。
お昼前に湯川に着くと、とてもいい天気で気温も上がり、聞いていた通りにクロカワゲラがたくさん出ていた。
ハッチのある時の湯川では魚がどこにいたのか、というほど瀬に魚が出ていることがある。
GASS288にOH&Dヤマメ3番にリーダーを6ftにしてティペット6Xを80cmほどつなげた。フライはTMC900BL#14に巻いたクロカワゲラパラシュートで瀬を流すと数投でレッドバンドがフライに付いてきてくわえた。直後すごい引きが始まり何度もロッドを満月に曲げられ何とか浅いところに誘導できた。
晴れの太陽の下で太ったきれいな立派なレインボーが横たわった。その後、多くのブルックも釣れた。夕方に近づくとハッチはなくなり魚の活性も下がってしまった。この日は午後3時くらいまでが一番いい時間帯だったようだ。撮影ではこの他、ヒゲナガアダルトに飛び出る大型ブルックも撮れ、映像を見返すととてもよく映っていた。
5月末という少し肌寒い季節に晴天がハッチを誘発しとてもいいフライフィッシングとなった。
【タックルデータ】
ロッド:GASS288-4
リール:オプティクリーク
ライン:OH&DヤマメWF3F
リーダー:OH&Dシングル11ft5X(バット側カットで6ft)
ティペット:ミスティプラス6X
近藤記