今年は季節がやや遅れ気味だと言われる中、6月初旬、北海道阿寒川ツアーに行ってきました。長年、阿寒川で水生昆虫を調査されてきた田代法之さんの案内です。
例年、水生昆虫のハッチがピークを迎える6月、面白い釣りができますが今年はどうだったか…といいますと結果から言えば季節が遅れ気味とはいえ天気にも恵まれてまずまず、いや、かなり面白い釣りができたのではないかと思います。参加者の皆さんかなり楽しまれたようです。
ツアー初日、釧路空港から阿寒へ向うバスから見える風景は阿寒に近づくにつれ周辺の山の様子が例年と違って木々の緑の色がまだまだ薄く寒々と感じられました。その時はまだ正直これは決してよい状況ではないと感じていました。
しかし実際川に入ってみると少し肌寒く感じられはしたものの水生昆虫のハッチも多く見られ魚の反応もありました。しかしお目当てのスピナーフォールにはまだ少し早いようで、それがいつ来るかということに気を揉みました。
行程中、毎日天気は文句のつけようがないくらいの青空がずっと広がり、周囲の森の緑も日々その濃さを増し季節が遅れを取り戻すように進んでいくのが感じられました。
ハッチも魚の反応も上向きで推移し3日間、参加者の皆さんに楽しんでいただけたと思います。最終日、スピナーフォールのピーク手前での終了となってしまい後ろ髪を引かれる思いで帰途につかれたようです。しかし、それでも充分な釣果は得られまた阿寒川を訪れたいという想いが強くなったと皆さん口々におっしゃっておられました。
次回開催は10月を予定しております。秋の阿寒川はまた違った美しい表情を見せてくれます。ぜひご参加ください。
【次回開催ツアー】
田代 法之と行く北海道・阿寒川ツアー 2013年10月4日(金)～2013年10月6日(日) （事前講習会9月8日）
