例年、6月と10月に実施していました阿寒川ツアー。今シーズンの6月も水生昆虫のハッチで大いに盛り上がりましたが、今回は新企画、8月、ビックドライで楽しむ真夏の阿寒川ツアーです。7月頭に行いました事前講習会、その際には座学でタックルのことやフライパターン、気候、服装などいろいろとご紹介し、ツアーの動画などをご覧いただいたりしましたがそれから、2ヶ月弱、参加者の皆さん準備をしっかりしていただきいよいよツアー当日となったわけです。
【動画レポートが下部にあります。阿寒川のすばらしい自然とダイナミックなビッグフライで狙うレインボーのファイトをぜひご覧ください】
今回はレインボーをビックドライで釣ることがテーマ。さわやかな夏の北海道・阿寒川。きれいな森の緑に囲まれ抜けるような青空、そんなシーンを期待しての釣行です。初日からまずまずでした。大阪、新潟からやや遅く到着された方も到着するなりすぐに近場のポイントで魚の反応がありキャッチされ、先に川に入った釧路に朝着いた羽田組もビックドライで魚の顔を見ていただきました。
夕方までたっぷり釣りをした後ホテルへ戻り移動の疲れ、心地よい釣りの疲れを温泉で癒し、釣り話で盛り上がりながらビールで乾杯、おいしい食事をいただきます。
2日目は心配はしていましたがやはり雨…。中日の土曜日に台風崩れの雨にたたられてしまいました。ですが、そこは阿寒、多少増水したものの濁りはなく釣りは十分に成立しました。これにより残念ながら、3日間ずーっと絶好のコンディションというわけにはいきませんでしたが、最終日には爽やかな夏の阿寒がもどり、青空のもとビックドライにレインボーがガボッとでる状況で、締めくくるには最高の条件となりました。
最終日にタイムアップ寸前にビックドライでバンク際、張り出すブッシュの下から会心の1本を釣られたGさん、綺麗なレインボーでした~。ほかの方より飛行機の都合で少し早くあがらなければならなかったスケジュールも、あの魚が釣れれば思い残すことなくスパッときりあげられますね~。
今回のツアー、ドリフトするビックフライにいいサイズのレインボーが浮上してきてスローモーションのようにフライを咥えるシーンが多々見られました。最初は力が入ったり、思わず早合わせしてしまったりとうまくいかない場面もありましたが、みなさん次第にコツを掴みファイトを楽しまれていました。
途中、雨に降られて、青空が恋しくなるような少し肌寒い日はありましたがツアーを通してみれば、夏のビックドライの釣りを堪能していただけました。釣りの後は疲れを癒してくれる、いい温泉に入り、釣り話で盛り上がりながらのおいしい食事、釣り旅、最高です!
ティムコ・フライフィッシング・スクール&ツアーズ