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Trout Fishing社員ブログ カラーローテーションで尺イワナ

2017.09.04

カラーローテーションで尺イワナ

出張中の朝練は「雨降っているから来週にします!」とズラすことはできない。なので臨機応変に出来そうな場所を狙っていくしかない…。しかし最近は「後2,3日後ならちょうどよさそう」「後1日早ければ・・・」が多い気がするのは気のせいだろうか?案の定、今回の出張も、何日か前にあった激しい雨で何処も増水&濁流。本流に入ればガッツリとスーパーヤマメを釣る予定だったのに次回に持ち越しだ。

 

そして朝練は「濁っているから次の川」と探すことも時間の関係上難しい。しょうがないので新規開拓は諦め、何度か行っている支流から様子を見ることにした。以前も雨の後すぐに復活していたので、うまくいけば時間もロスせず入れると思ったからだ。

 

目星をつけていた支流を見ると、ラッキーなことに、やや増水気味だが水の色も落ち着いてきて悪くない。急いで用意をし、ポイントまで歩くがここで「Gopro忘れた・・・」と気づく。せっかく華麗なヒットシーンを撮影しようと思ったのだが…戻るのも辛いし、数はそれなりに出るが、いいとこ27程度がマックスなので「まあ、いいいや」と今回は潔く(?)諦めた。

 

そしてポイントに入渓するとよい感じで増水気味。「これは期待できる」とEH48L-4にシュマリ50FSの199HIRO-SPハバネロシャートをつけてキャスト!そしてチェイス!みごとにヒット!そしていつものバラシ!

 

その後はポツポツとかかるもののバラシの連続だ・・・。「今日はこのままバラシで終了?」と思うくらいやってしまった。そして我慢の時間が続くが待望の一匹目をやっとこさキャッチ。ちょい水深のある流れの中から出てくれた。やはりファーストキャッチは小さくてもうれしい。

 

①

 

これで落ち着いて釣りが出来るようになった。しばらく行くと砂防堰堤。この支流はチョイチョイと砂防堰堤があるのでそこがよいポイントになっている(ただ高巻きが面倒くさいのよね)。堰堤は比較的サイズの良い方が出てくれるので期待大だ。落ち込みにキャストすると直ぐにグンッとティップが入る。上がってきたのは27cmのイワナ。なんどか測るがやっぱり27cm・・・。川の規模から考えると十分だけどね・・・あとちょっとなんだよな~。先ほどまでは「小さくてもよいから一匹」と言っていたのに、ボウズを逃れると次は良いサイズと、釣り人の欲望はとどまることを知らないのだ。

 

②

 

その後高巻きをして釣りあがるもやはりバラシが多い。反応は悪くないと思っていたので「泳層か?」「動きか?」とシュマリ48S、50Sも試すが今一つ。「結局反応は50FSが一番良い、カラーが微妙にあっていないのか?」とヤマメ、ブラック、タイガー、アユとローテーションするもハバネロほどのチェイスが無い。

 

ここでシュマリ50FS 195HGテネシー+にチェンジするとチェイスがハバネロと同様にある。そしてこちらの方がガッチリくわえるのかバラシが明らかに減っている。上流に来ていることもあり「プレッシャー自体が低くなっている」ということもあるだろうが、カラーがばっちりとハマったようだ。

 

③

 

そしてまたしても期待大の堰堤に到着。キャストすると直ぐに小型のイワナが釣れてくれた。

 

④

 

「う~ん、でかいのいないのかね?」ともう一度キャストしてトゥイッチ。するとピックアップ直前にティップが絞り込まれる。淵のショルダーギリギリだったのですぐさま浅場に誘導すると、背中が真っ黒で先ほどの27cmよりはあきらかに大きい!「これは尺超えてるだろ?」と測ると31cm。久々の尺超えだ。

 

⑤

 

何時もならここで終わりにしているところだが、時間がちょっとあるのでもう一つ堰堤を高巻くことにした。釣りあがっていくといい感じの深みと流れ。

 

⑥

 

アップに投げると直ぐに23cmほどのイワナが釣れてくれた。「深いのでもう何匹かいるでしょう」とキャストすると黒いシルエットがチェイスしてくる。「黒い背中はデカいやつっっっ!」と一瞬スピードを緩め、すぐにトゥイッチするとヒット!上がってきたのはジャスト30cmのイワナだ。

 

⑦

 

先ほどのよりはちょっと小さいが、追ってきたものを狙ったアクションでヒットさせたのでこちらの方が満足度は高い!満足したところでストップフィッシング。カラーローテーションとルアーローテーションの重要性をあらためて認識した釣行となった。

 

そして、シーズン的にウエットウェーディングスタイルで釣りをしたのだが、シューズはラバータイプを使用した。この川はラバーソールと非常に相性が良く全く滑らない。泥にも強いので、高巻きが多く歩く釣りには非常に重宝する。濡れてもフエルトほど水を含まないので帰りも軽いのがありがたい。どこの河川でも滑らないわけではないがぜひ一度試してもらいたいアイテムの一つだ。

 

ロッド:エンハンサーEH48L-4
ルアー:シュマリ50FS 195HGテネシー+、199HIRO-SPハバネロ+

 

トラウト開発担当 本多

 


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