Trout Fishing記事 | ティムコ

社員ブログ

Trout Fishing  社員ブログ   冬季釣り場めぐり~初冬の犀川

2017.12.25

冬季釣り場めぐり~初冬の犀川

突然、無性にロングロッドを振り回したくなる衝動に駆られることがある。そんなときに私はよく犀川に行くことが多い。一年中釣りができるうえに、活性の高い低いを気にしなければ魚の反応を得られることも少なくないからだ。特に9月以降になってからは釣り場も限られることもあって、ここ数年は秋から冬にかけての犀川に度々訪れていた。

 

今年は秋に増水が続いたことや、他の川に夢中になったりしていたこともあって、秋のシーズンもほぼ終わりとなった初冬に訪れた。シーズン中には7月と9月に1度ずつ行っていたのだが、思うような釣果を出せず、そのリベンジというわけだ。

 

①

 

朝イチは水通しの良い瀬からスタート。冷え込んでいるものの水温はそれほど低くないので、活性の高い魚を探してシュマリ110Fからスタートする。激しいアクションは極力加えずにゆっくりと流していく。この時期は意外な浅瀬にも魚が付いていることもあるので、浅いところまでしっかり狙っていった。ディープやFSタイプのミノーではボトムに当たりすぎてしまい根がかりが多く手返しが悪くなる。フックも鈍くなりやすいのでフローティングタイプの方が使いやすいのだ。

 

ランを流し終えても反応が無いので今日はこのパターンではないと見切り、ライトニングウォブラーにチェンジ。14gを深場に送り込んでいきゆっくりと誘う。岩盤のスリット沿いに流していき、時折軽くトゥイッチを入れて誘いを加えていく。いい感じでルアーが泳いでいる感覚が手元に伝わってきたところで、ラインにテンションをかけてスプーンのバランスを意図的に崩す。その瞬間狙い通りにヒット!

 

バイトの衝撃のわりにはファイトが穏やかで、魚が小さいのかと油断していたら寄ってきた魚は40ちょっとのブラウンとサイズは悪くない。エンハンサーカスタムに組み込まれているアラミドヴェールの力をすっかり忘れていて、油断していたのがあだとなった。あっさり寄ってきたせいで、体力の残っている魚が手前に寄ってきてから大暴れ。寄ってきた勢いでランディングしてしまえばよかったのだが、手前で魚のスイッチが入ってしまいバタバタとしているうちにフックアウト。秋から冬にかけての犀川は1日1バイトということも珍しくないのでこの1バラシが重い・・・。

 

油断が招いたバラシにへこみながらもポイント移動して仕切りなおし。再びウォブラーで探っていきながら、じっくりとルアーを見せることを心がけていく。根がかりに恐怖しながら、ストラクチャー際をしっかりとトレースすると鈍いバイトが伝わってきた。今度はバラさないようにと、遠くでテンションをかけて魚を弱らせながらファイトしていく。それでも魚の寄りが予想よりも早い。手前で軽く暴れられて一瞬ヒヤッとしたものの、フックがしっかりとかかっているのが見えていたので落ち着いていなすことができた。

 

②

 

 

48cmのナイスサイズ。シルバー系の体色はクリア気味な水に馴染むようにと変化させているのだろうか。この魚とのファイト中も、アラミドヴェールの特性であるしなやかさと筋肉のようなトルクが半自動的に魚を寄せてきてくれる感覚を顕著に感じられた。この独特なファイトにはいまだに慣れないものがある。期待通りの大物に出会えて一安心しながら釣りを再開するとすぐにバイトが得られた。はたくようなバイトだったので、ガッツリとは食いに来ていないのだろう。

 

③

 

 

同じようなパターンで再びルアーを流し込んでいくと再びバイトがあったものの、これまたフックアップまではいかず。ここまで4匹の魚のアタックがあったのだが、共通しているのはストラクチャー絡みのスポットだということ。「ストラクチャー×スプーンでゆっくり誘う」今日はこのパターンだと思い、午後のパターンを組み立てていく。

 

④

 

 

午後は現地でばったりと遭遇した友人とポイントを回っていった。陽も上がりきり時間もたったので、水温の上昇と共に魚が流れの中に出てきているのではないかと思って深瀬のストラクチャー周りを流していく。魚のいるレンジにルアーを落とし込んでいくイメージでルアーを流していきバイトを誘う。フルキャストで対岸沿いの流れの頭を探っていると激しいアタックが来た。ロッドを煽ってフッキング動作を加えるとドラグを鳴らしながら魚が疾走していく。ロッドもしっかりと曲がりこみ勝負開始!と覚悟したところでフッとテンションが軽くなった。痛恨のフックアウトだ。流芯でかかったこともあるだろうが、あの重量感からするとバラした魚のサイズは・・・。

 

バラシにへこむのもほどほどにし、久々に会った友人と今年の釣りの話に盛り上がりながら釣りをしていると気づけば夕マズメ目前。楽しい時間は何とやらだ。解散後、この日最後の流れへと向かった。ミノーで1発ストライクを狙ってシュマリ90MDを投げたものの無反応。ライトニングウォブラーに変えて数投、ヒラキを泳ぐルアーが押さえ込まれた。この日一番の疾走感に対してロッドを曲げこみ応戦する。流芯に一度へばりつかれたものの、わざとテンションを緩めるとあっさりと手前に抜けてきた。そこからはスルスルと寄ってきたので、ある程度の距離のところで再びテンションを強めにして、魚の体力を奪おうとする。激しい抵抗をされるのは怖いので、じわじわと浮かせてきてネットイン。

 

⑤

 

 

魚をかけてからネットインまでの間、刻一刻と光量が減っていき焦っていたのだが、結局写真が撮れるようになったのは暗くなる寸前であった。ヒレがピンと張った重量感たっぷりの51cm。足場も悪く、時間的に焦っていたこともあり、微妙な写真ばかり撮ってしまった私を過去に戻って叱りに行きたい。

 

⑥

 

この日はこれで終了となった。ちなみに、翌日は午前半日やったところ、ミノーとスプーンで1バラシずつと1バイトで無残に散ってしまう・・・。ファイト中にアラミドヴェールに驚かせられ続け、まだまだ道具のポテンシャルを引き出せ切れていないと実感させてもらえたいい釣行となった。

 

補足だが、4つのバラシのうち3バラシは遠投した先でのバラシであったが、どれも同じようなタイミングでバレた。ゴン!とバイトのあと、ギギギっとドラグが出て行くのだが、魚の最初のダッシュの途中でフックアウト。おそらく低活性な状態のショートバイトでフックが奥まで貫通しきらず、肉の上に乗った状態のフックがダッシュの途中に滑っていって抜けてしまっていたのだろう。太軸のフックを貫通させるためにパワーを持たせたクッション性の少ないタックルだったので余計に影響があったと思う。クッション性があればバレることも無くジワジワと刺さっていったかもしれない。逆にキャッチできた2匹の魚は、しっかりロッドパワーを使って一発でフッキングできていたのでバレることが無かったのではないか…

 

「フッキングパワー」と「クッション性」どちらを取るか?大物がかかった時のために最低限のパワーは欠かせないし・・・。両方の落としどころは難しいところだろうが、それが見えてくればキャッチ率アップに繋がるかもしれない。次回のタックル立ての課題が見えた意味でもいい釣行となった。

 

【タックルデータ】

エンハンサーカスタム アグレッシブプラッガー EHC-HS96
PE1号×フロロリーダー3号(ヒトヒロ)
ライトニングウォブラーLW10G 306ハンマードゴールド/BK/OR
ライトニングウォブラーLW14G 205ハンマードシルバー/BL/RE
ライトニングウォブラーLW14G 209 HIRO-SP DGRGL

 

スタッフ田崎

 


Like