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Trout Fishing社員ブログ シュマリ50Sで木曽川攻略

2018.08.06

シュマリ50Sで木曽川攻略

アユ解禁前に木曽川水系の河川へと赴いた。夜中に現地について車で仮眠していたら、あろうことかガッツリ寝坊をかましてしまった。“仮眠は熟睡” 仲間内で使われる皮肉も含めた格言である。

 

7時過ぎに目を覚まし、もう目当てのポイントには釣り人の姿があるだろうと思いながらそそくさと準備して川に入っていく。お目当てのポイントを目指して行くと先行者はいなかったものの川は渇水。難しそうな状況だと思いながらも、シュマリ50FSからスタート。深場に沈めていき、魚の目線にルアーを持っていくイメージで流していくが反応が無い。

 

水の流れも細いので、重量のある50FSでは動きのキレを出すのにはかなりスピードがいると思い、よりレスポンスのよいシュマリ50Sにチェンジ。釣り降りのダウンでアプローチしていくのだが、この日のシチュエーションでは50Sの方が水への食い付きが良くて魚にルアーをじっくり見せることができた。するといきなり瀬から魚の反応が増え始める。

 

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この魚のみならずチェイスやバイトも増えたので「今日はこのパターンかもしれない」と思った。ヒラキでシュマリ50Sをスローに流れを横切らせてくると、魚が後ろについてくることが多かった。

 

t2

 

 

そこで食わない魚にはシェイキングでルアーとの距離を詰めさせ、大きめのトゥイッチでダートさせて食わせるようにする。おそらく50Sのナチュラルな沈下速度とダートの際の動きが稚鮎の動きに近いのだろう。スローな状態からいきなり横方向への早い動きが加わるとたまらず口を使ってしまうのだと思う。ルアーカラーも060ヒロスペアユにしたところさらに反応がよくなった。この綺麗な27cmもこのパターンでヒット!

 

t3

 

 

このパターンで釣れる魚はアグレッシブにベイトを食っているようなので、コンディションがいい。このイワナはそれを体現していて、プリッと太っていて重量感たっぷりだった。

 

t4

 

 

イワナに共通していたのはこのフッキングの仕方だ。テイルフックをガップリと咥えるような形が多く、後ろからの追い食いパターンなのだろう。逆にアマゴはテイルとベリーとごちゃ混ぜなので、瞬発的な動きで食っていると思われる。

 

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軽量ミノーでヒラキをスローに誘うパターンがハマッた今回の釣行。渇水で厳しい状況ながら、パターンを見つけられたおかげでいい釣りができた1日にとなった。

 

【タックルデータ】

ロッド:エンハンサーカタリスト2019年プロト
ライン:PE0.8号×フロロ6lb
ルアー:シュマリ50Sアグレッシブプラッギン060ヒロスペアユ
シュマリ50S 186レッドベリースモルト

 

 

スタッフ田崎

 


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