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Trout Fishing社員ブログ 【新製品情報】アングラーが仕掛けていく攻撃的シンキングミノーLaks(ラクス)60S

2020.01.16

【新製品情報】アングラーが仕掛けていく攻撃的シンキングミノーLaks(ラクス)60S

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ラクス60Sを作り始める際に大きな3つのコンセプトを決めた。

 

  • 渓流のサイズアップ
  • 中流のベストサイズ
  • 本流のサイズダウン

 

60mmというサイズの使用場所を考えると、どの規模のフィールドでも出番があると思ったので、全てに対応できるようにという思いがあった。逆に言えば中途半端になりかねないという危機感もあったので、まずはそれぞれのフィールドに対して求めるものを明確化していった。

 

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【渓流での使用を考えた場合】

 

まず渓流で60mmクラスを使う際に狙いどころはどこかと考えると、ルアーサイズを上げて大物を狙う際や、淵などの大場所でハイアピールしたい場合だと思う。しかしネックになっているのはレスポンスの悪さ。60mmとなると渓流ロッドで使うには動きも質量も重たくて扱いきれなかったり、本流のみの使用を前提として設計していると、渓流ミノーとしてのキレが足りなくなってしまうことが多い気がする。

 

弊社でも60mm台でならシュマリ67Sなどがあるが、細身と言うこともありもう少しアピールが欲しいと感じる場面もあった。なにより60mm台ではあるがどちらかと言うと70mmなので若干長さがある。これらを考えてルアーセレクトをすると動きにキレがあるバルサミノーの60mmを渓流で使ったりすることがある。それと同じ使用感で使えるミノーを作りたいと思いラクス60Sの開発にいたった。

 

当然バルサミノーの使用感を求めたいので、渓流ロッドでも機敏に動かせるレスポンスのよさを追求。そして、あえてヘビーウエイトにはせず、渓流のハイテンポな釣りでも違和感無く釣っていけるタイプにすることにした。アップでは50mmクラスのヘビーシンキングミノーと同じ使用感で使っていただけると思う。そしてバルサミノーに勝るのは飛距離の面。こちらは素材の質量が違うので、使ってもらえれば実感していただけると思う。

 

これを踏まえて、渓流で使える60mmとして作っていき、淵や堰堤などの大場所からはテスト中にいい思いをさせてもらった。渓流派の方もぜひ体感していただき、新しい引き出しのひとつとしてラクス60Sを使っていただきたい。

 

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【中流での使用を考えた場合】

 

中流域のことを考えた場合、60mmというのはジャストなサイズ感ではないだろうか。それだけに求められることは多く、器用でいなければいけないと思った。50mmだとアピールが足りなかったり、複雑な流れを泳ぎきれなかったりということもあるのではないだろうか。現に私もイメル50Sやシュマリ50FSなどでは少し物足りなく感じてしまうことが多々あった。かといって70mmクラスにしてしまうと、スレた魚に警戒されるし、レスポンスの面でも60mmクラスには勝てないと感じていた。

 

そんなこともあり、ズバリど真ん中なサイズの60mmにしたのがラクス60S。変化に富んだ中流域の様々なポイントに対応できるようにテストをしていった。アップからアップクロスでは渓流と同じように軽快さを活かしたアプローチができると思う。かといってダウンのアプローチに弱いかといえば、そうはしなかった。ボディバランスとウエイトの位置、アイ位置リップの形状と角度。様々なパターンを試していき、アップでの軽快感を残したままダウンでも飛び出しにくいように作ることができた。

 

なおかつややお尻下がりの後方重心にしたので、フリーフォールでは素早く沈めることができ、テンションフォールではやや水平気味でシミーフォールするようになっている。様々なシチュエーションで、アングラーが思う様々なアプローチができるような器用なミノーを目指した。

 

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【本流での使用を考えた場合】

 

本流で求められるのはまず圧しの強い流れに負けないで泳げることなのではないだろうか。軽量ながらも流れからは飛び出ないように設計したので、安心して本流でも使っていただける。やや後方よりのバランスだができる限りウエイトをセンターに寄せたので、泳ぎだしも良く、バランスが崩れるのも限りなく防げるようになっている。

 

強い流れの中で安定していることはフッキング率の向上にもなるし、チャンスの少ない本流の釣りの中では大きな利点になっていく。飛距離の面でも5.8gながらもフラットな形状から、空気抵抗を上手く逃しながら安定した姿勢で飛んでくれるので問題ない。ベイトが小さい場合やプレッシャーのかかった際に、サイズダウンは確実に効果があるのでお試しいただきたい。

 

また、本流の大物に対応できるように#8クラスのトレブルフックを装着しても前後で絡まないようになっている。フックサイズをあげると重心が下に来る分、ダウンでの安定性も上がるので、本流での使用幅は広いと思う。

 

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こうして様々なフィールドで、様々なシチュエーションを想定して徹底的にテストして作り上げたのがラクス60S。硬いロッドでも柔らかめなロッドでもロッドワークに反応してくれるかもテストしたし、5ftから9ft近い長さのロッドでもテストした。近年使用度の上がっているPEラインでのテストはもちろん、定番ラインであるナイロンでもテストし、竿との組み合わせを考えると相当な時間がかかった。それだけに自信を持って皆様にお勧めできるミノーに仕上がってくれた。

 

テスト中には様々なフックサイズも試し、純正は#10のトレブルフックが装着されているが、お好みのフックを付けていただくと様々なお手軽チューニングができるようにもなっている。渓流で使う際やアップでのレスポンスを上げたい場合には、ぜひともフックサイズを#12にするかシングルフックに変えていただきたい。また、本流の強い流れでの安定感を増したい場合は#8クラスのトレブルフックをつけてもらうといい変化が見えると思う。

 

アングラーが直面する様々なシチュエーションに対応できるような器用さも持ち合わせているので、皆様がそれぞれ好みのセッティングを見出していただくのも面白いと思う。ラクス60Sは2月中旬発売予定なので、皆様ぜひ楽しみに待っていていただきたい。

 

 

Laks60S-ラクス60S-
Length: 60mm
Weigth: 5.8g
Type: Sinking

 

 


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