ロッドテストのために中禅寺湖に釣行。発券所に着いたのは4:30頃とややゆっくり目のスタート。プランとしては、阿世潟辺りまで歩き、その後ポイント毎にゆっくりとやりながら戻ってくる感じだ。
空いているポイントを見つけてテスト開始。魚はいるようで、たまに水面にボヨンと出ている。「コレは行けるか?」とミノーのグリグリ、トィッチ、ジャーク、ただ巻きから始まり、ライトニンウォブラーをボトムまで落として誘いをかけるが反応してくれない。ロッドテストなのでディスタンスヴィクセン30gやステルスペッパー70S、セミ系ルアーもキャスト。使用感を確かめていく・・・決して釣れないから手を変え、品を変えと言う事ではない。
一通り試してみるもやはり反応は無い・・・仕方が無いのでプラン通り戻りながらポイントを打つことにする。途中でルアーマン、フライマンに状況を聞くがあまり芳しくないのでコーヒーブレイク。
休憩後に再びポイント移動をしながら打って行くが全くもって反応が無い・・・気が付くと昼を超えていたので、カップラーメンを食べようと、お湯を沸かすがそこで大変なことが起きた。お湯を取ろうとして思いっきり倒してしまう・・・予備の水はほとんど無いので食べる事が出来ない・・・
心が折れかけたのだが、もう少しやろうと心を奮い立たせ、小寺の方から八丁出島を歩きながらひたすらミノーを打って行く。むじな窪に入る手前でようやく60cm位のブラウンがこっちに来る。「やっとチェイス!」と思ったがよく見ると自分のミノーはブラウンの後ろを泳いでいた・・・結局ドラマは訪れない。
気が付くと国道側に移動するか、このまま山側でやり切るかと迷う微妙な時間。何時もなら諦めて帰るのだが、夕方はブラウンが岸際に寄るだろうと、最後に本ツガを攻める事にした。「やはり朝、夕はキンクロだろう」と「シュマリ95F #225 FキンクロOB」をチョイスし、岸際を斜めに打ちながら駐車場方面に歩いていくと、向こうからルアーマンが歩いてくる。
「タイムアップまで後わずかだな~」とキャストしてリトリーブを始めるとグンッとロッドティップが絞り込まれる。「来たっ!」とすかさず合わせを入れると水中で暴れる魚影が確認できた。寄せてくると黄色みがしっかりと出ている、居つきでウロウロしているであろうと思われるブラウン。
小ぶりではあるが、予想した通りに岸に寄ってきたブラウンが釣れたので満足。これからはワカサギ接岸とハルゼミパターンの楽しい季節が始まるので、またチャレンジしたいと思う。
ロッド:GFS711SMH-5 プロトロッド
ルアー:シュマリ95F #225 FキンクロOB
スタッフ 本多