雨模様の中、今回も初河川に挑戦。上流に向かい、ダメなら支流に逃げればよいかなと車を走らせる。幸い水量もあまり増えてはいないようで、入渓ポイントをさっさと決めて釣りを始めた。降水量は大したこと無いのだが、急にドバっと来たり止んだりと忙しい天候。それ以上に風が強くてうざったい。
ムックリ52Fからスタートすると直ぐに反応があり綺麗なヤマメが釣れてくれた。最近はムックリからスタートして様子を見てからルアーチェンジがマイブーム。
その後は微妙な感じで「川を変えるかな~」と考えるとポツリと釣れる。判断に困る。ムックリ君で何匹か出たので次はラクス50Sにチェンジ。特に意味のない、気分転換代わりの交換だ。良い感じのポイントで横からギランと出てくれた。写真の緑とやや薄くなっている所でしっかりと見えたので嬉しい一匹。雨が降っているのが分かる写真だが、急にこれ以上にドバっと来る感じ。
次はイメル50Sにチェンジ。これも特に意味は無く気分。やはりポツポツと追加。
途中「ここは上流から流し込むでしょ~」と言うポイントでムックリ君を登場させたが、残念なことに不発。このような所があったら是非ともフローティングで流し込んでゆっくりと誘ってほしい。
その後、適当に反応があったので思ったよりも遡行してしまった。そろそろ退渓しようと思い周りを確認して思わず困る。何時もなら入渓前にマップで退渓する方法を確認しているか、GPSを持って行き確認している。しかし今回は雨と言う事で焦って入渓したので両方共忘れていた。当然の様に電波は入らないのでスマホは役に立たない。どう見ても道が直ぐにある地形では無い。
「ちょっと下流に堰堤があったのでその界隈なら林道あるかな~」と戻ってみると林道発見。意気揚々と林道を戻り、電波が届くところで確認すると思いっきり遠回り・・・ショートカットして車に戻るには山を越えないといけないので、しょんぼりしながら雨の中を歩いて戻る事になってしまった。
そんな雨の中で頑張ってくれたのは「ストレッチレインガード」やっぱり雨の必需品です。もう一つは「ウェーディングスタッフ」だ。よたよたする自分を支えてくれる「ウェーディングスタッフ」を、トレッキングポール代わりにずっと突きながら車まで戻った。少々トレッキングポールとしては長いが「有る」と「無し」ではやっぱり疲労度が違うのですよね。
どっちかに行けば道あるだろうと油断してはいけない。30分程度で帰れるところもハマルと1時間以上歩く事になるかもしれません。次回はGPSか、スマホにしっかり地図を入れて持って行こうと心に誓った釣行となった。
スタッフ本多