Trout Fishing記事 | ティムコ

木部 龍夫

Trout Fishing  プロスタッフ  木部 龍夫   信州でのロッドテスト

2018.08.07

信州でのロッドテスト

猛暑が続く中、エンハンサーカタリストEHCT59MLのテストを兼ねて信州の渓に向かった。自分の考えの中では59というレングスからすると、川幅はそれほど広く無く、対象となるトラウトのサイズは20~40cmくらいが妥当と考えるが、不意に50cmクラスが掛かった時でも充分対応が可能なロッドパワーを兼ね備えることをコンセプトとしているらしい。

 

そうは言っても関東近辺の小渓流でそれだけのサイズの魚と巡り合うのはなかなか至難の業である。そんなことから今回は標準的な20~40cmを狙え、ロッドに負荷を掛けられるガンガン瀬のある渓流でテスト釣行してみた。もちろん水温が低くトラウトの活性も期待できることが前提であったのだが・・・

 

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最初のテストサンプルからティップに関しては申し分なく、良く食い込みも素晴らしい。シュマリ50S以下の軽量ルアーでも何のストレスも無くキャストできる。

 

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そうなると難しくなるのはベリーからバッドの繋がりになるのではないかと想定出来た。大物とのファイトを想定すると、それなりの張りや強さを必要とするが、そこを追い求め過ぎると、軽量ルアーを操作し難くなり、トゥイッチの際、手首にも負担も掛かってしまう。今度は逆にその部分のパワーを落とすと、アップストリームのトゥイッチング時にロッド操作がし難くかったり、ヘビーシンキングミノー使用時にはパワー不足を感じてしまうことがある。しかし今回のテストロッドはティップの良さは生かしたままの改良となっているので個人的にはかなり良い感じに仕上がって来ていると感じられた。

 

流れのさほど強くない瀬で27cmのヤマメが掛かった時は、正直ベリーが若干強過ぎないかと疑問を抱いたが、ガンガン瀬の向こう側で掛けた33cmのヤマメを捕り込む時などはベリーも緩やかなカーブを描いていたので先程のような懸念はなかった。

 

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釣りは、人それぞれのスタンスの違いもあるので1本のロッドで全てを完璧にすることは土台無理な話である。しかし今回のテスト釣行では高次元でバランスをとろうとしているロッドのコンセプトが伺うことができた。

 

【タックルデータ】

ロッド:エンハンサーカタリストEHCT59MLプロト
ルアー:シュマリD48S #193 リアルハクアユ、シュマリ44F #204 ワカアユ+、シュマリ50FS #195 HGテネシー+ 他

 

 


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