今シーズンもまた追い求めていた一尾に出逢う事ができました。
ここ数年私が九頭竜川に立って思っていた事。それはロングロッドの方が様々な面で有利なのではないか。その思いから今シーズンよりエンハンサーカスタムの96を使用していました。とにかく最初の印象はロングロッドに有りがちな「リールフットからエンドにかけてのグリップの長さというものを全く感じさせない」という設計でした。その分、バランス的に先重りしてしまうのかなと少し心配したのですが、実際にリールをセットして持ってみると軽量さ故の絶妙なバランスといいますか、個人的には8フィートクラスを持っている感覚になります。
そして今回特に実感した事が、対岸ギリギリまでスプーンをキャストしてからのフォール中におけるラインの扱いのしやすさが、やはり長い分思っていた通りやり易かった事です。ヒット後のファイトに関してもロッドのコンセプト通りといいますか、勝手に魚が浮いてくる感覚を実感しました。
自分自身が九頭竜川のような大規模河川に抱いていたタックルへの想いと、今回実際に使用して魚を掛けて実感した想いが繋がった気がした今回の釣行。このロッドでこれからも憧れのサクラマスを追いかけて行きたいと思っております!!
【タックルデータ】
ロッド:エンハンサーカスタムEHC-HS96
ルアー:ライトニングウォブラー18g #303ハンマードグリーンゴールド
リール:ダイワセルテート3012H
ライン:バリバススーパートラウトアドバンス・ビッグトラウト12lb