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Trout Fishing  プロスタッフ  フィールドインフォ   フィールドモニター土谷英樹 「激渋!待ちに待った1匹」

2019.03.26

フィールドモニター土谷英樹 「激渋!待ちに待った1匹」

解禁2週目の3月9日、友人と岐阜県飛騨地方の本流へ。今年は暖冬で全国的にも少雪らしく、飛騨地方も例年と比べるとかなり雪が少ない。そのおかげで特に苦労することなく釣り場に入ることができる。解禁日を迎えた前週も同じ場所に来たが、その時は、この時期としては珍しい暖かさと雪の少なさだった為、今回も冷え込みは予想していなかった。

 

ただ、予想に反して数日前から気温がぐっと下がり、前日は雪も降ったようで、当日の朝は氷点下4度とかなり冷え込んだ朝となった。河原の雪は溶けてはいたものの、雪代が入り低水温と、好ましくない状況・・・。そんな状況下ではあったが、まずは、前週の解禁日に虹鱒を釣ることができたポイントに入ることとする。寒さで手がかじかみ、ガイドにラインを通すのにも苦労しながら、はやる気持ちを抑え河原に降り立つ。解禁日には、すぐに魚の反応があり、数匹の魚をキャッチできたポイントだったので、早々のあたりを期待してキャストするが何の反応もない。

 

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しかも、前回とは打って変わっての氷点下。ガイドが直ぐに凍ってしまい、キャストするのもままならない状況の中、キャストを繰り返す。日が出て気温が上がれば魚の反応も少しは上がるだろうとポジティブに考え、陽が射すまでこのポイントで粘ったが何の反応もない。その後、ポイントを移動しながらキャストを繰り返すが、魚のあたりどころかチェイスすらない渋い状況が続く。

 

ふと気付けば正午近く。ここは1つ、環境と気分を変えるべくポイントを大幅に移動することに。車での捜索中、入りやすそうで良い感じのポイントを発見!1度も入ったことがない場所だったが、その後どんどんと車が様子をうかがいに入ってきたところをみると有名ポイントだった模様。この時間帯を考えると、確実に数名の釣り人が既に入っただろうという思いと、先程までの渋い状況からも、あまり期待せずに釣りを再開。友人の後に続き、下流のトロ場に入り釣り下ることにしたのだが、このポイントでも魚の反応は全くない。

 

ふと下流を見渡すと少し先に小堰堤があり、そこであれば魚が付いているのでは?と、足早に小堰堤まで移動する。今まで幾度となく、このようなポイントで実績のあるライトニングウォブラーのHIRO-SPタイガーG7gにルアーチェンジして、まずは小堰堤の白泡の中にキャストする・・・が、またも反応はない。盛期であれば白泡の中でも魚は出るが、この低水温では魚の口元までルアーを送り込まないと食ってはくれないだろうと思いながら小堰堤をじっくり見渡す。

 

すると小堰堤の白泡の切れ目付近に大き目の岩があり、魚が付いているならもうそこしかない!と確信めいた何かが自分の中に湧き上がった。白泡の中にキャストし、その岩の底にルアーを送り込む感じで流し込む。良い感じでルアーが入ったと思うも依然、反応はない。もう一度同じようにルアーを送り込み、岩の底付近で小刻みなアクションを入れた瞬間、いきなりロッドが絞り込まれるように曲がった。

 

やっと来た!ヒットした瞬間はサイズが分からなかったが、白泡に潜り込んでなかなか出てこない魚とのやり取りで、かなりいいサイズだと分かる。何度か白泡の中に潜られながらのやり取りではあったが、さすがはエンハンサーカスタム EHC-HS72のパワー!安心して魚を白泡の中から引きずり出すことができた。ロッドにトルクがあるため、白泡から出た後は、意外とすんなり魚を寄せることができ、無事ネットイン!

 

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寄せる時のすんなり感から尺上サイズくらいかと思っていたが、あらためてサイズを測ると47センチの立派なイワナだった。綺麗なイワナに見惚れながら、やっと釣れたことへの満足感で心が幸福な気持ちで満たされる。

 

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その後、何カ所かポイントを移動したが、あたりもチェイスもなく、他の魚の姿を見ることはなかった。朝一の冷え込みから始まり、渋過ぎる状況下で唯一反応してくれたこの1匹を、思い描いた攻め方で釣り上げることができたことは非常に嬉しく、この魚に感謝する釣行となった。

 

【タックルデータ】

ロッド:エンハンサーカスタムEHC-HS72
ルアー:ライトニングウォブラー・HIRO-SP FタイガーG 7g

 

 


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